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トラジュビインタビューは皆様から寄せられる選手への質問を集め、インタビューするものです。
皆様の熱い!質問が選手を励ましすとともにピッチでは見られない素顔を引き出します。
あんなことこんなこと聞いてしまいましょう!


大田尾竜彦選手


伊藤雄大選手


三角公司選手


矢富勇穀選手


ブンタこと徐吉嶺選手

大西将太郎選手

H17.4.27 ジャパンB代表VS NZU(ニュージーランド学生代表に出場 
大田尾選手インタビュー2

<後輩へ向けてのエール>

早稲田大学から、ヤマハジュビロの門をたたく後輩。そして、今シーズン入団の選手達からも、慕われている、大田尾選手。厳しい言葉の中に、込められた温かい心。後輩へ向けてのエールです

早稲田大学時代の後輩について、一言ずつ紹介をお願いします

大田尾「伊藤(※18)は、何て言うんですかね。う〜ん。あのまんまというか、こう、すごく人間味のある選手です。悔しかったり、悲しかったりすると、よく泣くし、嬉しかったらすごい笑うし。そう、あいつ、泣くんですよ。弟みたいな感じかな。だから、あいつが、今上手くプレーできていないのが、僕にとって、ある意味、歯がゆさもあるし、頑張れという気持ちがあります。すぐ下で入団してきたので、なおさらすごく思いますね」

伊藤選手は、三菱重工戦(※19)でトライをとりました

大田尾「でも、チームが自信を持ってプレーしていないので、あのトライは、納得してないんですよ」

伊藤選手のあと、三角選手(※20)が入団しました

大田尾「三角は、大学の時、試合には、ケガで、出てないんですよ。だから、出ていた選手に対して、自分は負けていないとすごく思っているでしょうね。だけど、あいつは、そういう部分を絶対に表へ出さないし、ひょうひょうとしてる感じですね。でも、勝負どころの匂い、トライの嗅覚は、持ってうまれたものだと感じます。そういう意味ですごくいい選手ですよね」

大田尾選手と三角選手は、プレーで息が合うというか、いい場面で三角選手が飛び込んでくるシーンをよく見ます

大田尾「僕と三角は、息が合いますね。あいつが、いいポジションへ入ってくるのは、同じ大学でプレーしていたことが、少なからず影響しているのかもしれません。大学の時、僕とセンター陣は、コンビネーションを、すごく合わせましたね。その中で、独特の引きつけ方、間合いがあるんですよ。こういう動きをすれば、ここにくるという感じで。それで、あいつがまた、予想した通りにくるんですよ。だから、お互いのプレーがわかって、動いている。そこは、息が合っていると感じる部分かな。やりやすいというのは、あります」

今シーズンは、矢富選手(※21)が入団しました

大田尾「矢富は、僕が4年生の時に1年生で入ってきたのですが、とにかくやんちゃで、プレーはハチャメチャでした。ただ、いろんな意味で、成長して、自信を持ってきていると思うので、これからは、そういう部分を生かしてやりたいですね。この先、必ず壁にぶつかると思いますが、そういう時に、手助けをしてやれればいいなと思っています。大学の時と1番変わったなと感じるのは、3人の中で、矢富かな」

矢富選手は入団会見後のコメントで「大学1年の時は、大田尾さんに怒られてばかりでした」と、言っていました

大田尾「1年生の時、パスがメチャクチャで、ものすごく怒りましたね。高校では、ハーフを本格的にやっていなかったんですよ」

そして「4年たって、ちょっとは怒られないようになったかも」と、言っていました

大田尾「う〜ん、パスの質は素晴らしいと思うし、あとはタイミングを合わせるだけですね。でも、僕は誰にでも、厳しいことを言うので、矢富も、この先どうなることやら。ただ、ワールドカップでケガをした様子なので、大丈夫かなと、心配しています」

新人選手インタビューで、1番面倒を見てくれる先輩は「タツさん(※22)」と選手達から名前が挙がりました

大田尾「どうなんだろう。今年は、練習がきつかったというのはありました。朝練も始まり、ちょうど新人研修期間と重なった時は、見てても、あいつらしんどそうだったんですよね。そういう時は、積極的に声をかけて、悩み事じゃないですけど、いろんな話を聞いたり、食事に行ったり、そういうことを今年は結構しましたね」

大田尾選手が、チームの中で、力を伸ばしてやりたいと思う選手は

大田尾「能力のある選手が多いですから。どうだろう。チームの中で、1人挙げるとすれば、ブンタ(※23)かな。あいつは、強烈なイメージを持っている選手です。感じ方は、人それぞれだと思いますが、僕の中では、持ったらすごいって印象ですね。それは、1歩前へ出るというより、ボールを持って相手と勝負をする姿勢、そして勝つという強い気持ちがいいなと感じます。厳しい戦いの中で、ラインブレークをしてくれる選手は、必要なんですよ。スピード・パワー両方持っているし。でもね、課題は、ものすごくありますが、その中で、もっと長所を伸ばしてやりたいなと思います」

※18)伊藤:伊藤雄大選手。ポジションはPR。今年が3年目

※19)三菱重工戦:9月15日におこなわれた練習試合。
試合結果:ヤマハジュビロ33−33三菱重工相模原

※20)三角:三角公志選手。ポジションはCTB。今年2年目

※21)矢富:矢富勇毅選手。ポジションはSH。今シーズン入団

※22)タツさん:大田尾選手の愛称

※23)ブンタ:徐吉嶺選手の愛称

<ワールドカップへの想い>

インタビューをおこなったのは、9月25日。ラグビーワールドカップで日本代表の予選プール最終戦がおこなわれる日でした。ヤマハジュビロを応援しているファン、誰もが願ったこと、それは、大田尾選手のサクラジャージが見たい……と。ワールドカップへかける想いをお聞きしました

ラグビーワールドカップが開催中です

大田尾「ジャパンの、オーストラリア戦と、フィジー戦はライブで見ました。今日の深夜は、予選プール最後のカナダ戦ですが、LIVEで見ようかどうしようかなと」

夜更かしをすると、早朝練習に響いてしまいますね

大田尾「早朝練習、今はシーズンと同じような日程になりました。明日の朝は、休みなんですよね。時差の関係で、放送は深夜になるけど、チームの仲間が、世界の舞台で戦う姿、特に、将さん(※24)の、ケガをしていても、やるという決意は、ホントにすごいと思うし、その勇姿を目に焼き付けることは、大事なことだと思います。

ワールドカップは、見ていても勉強になりますが、やっぱり出たいな、と、すごく思いますね。今大会の優勝ですか?、う〜ん、それはわからないです。何せ、ワールドカップという舞台ですから」

大西選手の精神力に、多くのファンが勇気をもらいました

大田尾「いなくなって、初めて存在の大きさがわかると思うし、ジャパンメンバーは、ヤマハジュビロにとっても、核になるメンバーです。特に、木曽さんや、亮は、FWにとって心強い存在。バックスにとって、将さんの存在は、特別に意識するわけじゃないんですけど、大きい存在ですね。特に、接戦の時は、プレー面・メンタル面においても、ホントに心強いと感じます」

多くのファンが、大田尾選手のサクラジャージを楽しみにしています

大田尾「もちろん。今年も狙っていました。試合を見ながら、自分だったらこうすると、思うことがありましたね。個人的な目標ですが、僕のターゲットは、4年後に絞っています。その為に準備はいろいろありますよ」

その頃は、ヤマハの大田尾から、ジャパンの大田尾としての活躍を期待しています

大田尾「ふふふー、どうかな。でも、どっちにしろ、目の前に集中することが大切だと思っています。確かに、今のヤマハは、チームとして上手く機能していませんが、この壁を乗り越えた時に、必ず成長できると思っているので、頑張ります」

※24)将さん:大西将太郎選手の愛称

続く

インタビュー・文:清水(トラジュビ編集部、スポナビセレクトブログ、グラウンドから愛をこめてでも活躍中)


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