
大田尾竜彦選手

大西選手と

昨シーズンは10番と12番で

大西選手とダブルSO攻撃

気合を入れたロッカーから

試合を終えて

大田尾選手の笑顔を今年も

長時間のお話ありがとうございました。
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大田尾選手インタビュー4最終回
<ラグビーとは>
厳しい練習を続ける中での、リラックス方法。そして、時々見せるある表情、大田尾選手にとってラグビーとは。インタビューは、まだまだ続きます
―今年は、昨年以上の厳しい練習が続きますが、リラックス方法は
大田尾「う〜ん、何かな」
―以前、「磐田の湯(※29)」はお聞きしましたので、できればそれ以外のリラックス方法をお願いします
大田尾「お風呂以外で何かあるかな。風呂のいいところは、入ることだけじゃなくて、誰かといって、いろいろなことを話す、それがリラックスに繋がっていると思いますね。風呂仲間は、う〜ん、河ちゃん(※30)かな。よくいきますね。あとは、八木下(※31)とも、いきますよ。あいつは、「いくぞ」っていうと、すぐに「はいっ!」って」
―実は、昨シーズンから、大田尾選手のある表情が気になっていました
大田尾「表情ですか?」
―練習前後のインタビューや、試合後の会見で、ニヤッとした表情を見る機会がありました
大田尾「そんな表情、見せてました?」
―はい、今でも記憶に残っているのが、トップリーグ、神戸製鋼と最終戦の記者会見で、ニヤッ笑った表情を見ました。あれは、してやったりの表情でしょうか
大田尾「神戸戦、そうでしたっけ?」
―報道陣の質問で、大田尾選手と大西選手の、背番号とポジションの関係でした
大田尾「ありましたね〜。覚えていますよ。あの時は、そこを突っ込まれるかよ、という感じでした。でも、会見だけじゃなく、試合中も、ニヤッとしている時が僕は、多いですよ。例えば、厳しい試合を、自分達のペースで、競っている時は、笑っている時があります。おもしろいというか、そういう試合が好きですね。楽しんでプレーしています」
―昨シーズンは、接戦続きでした
大田尾「去年は、多かったですね。でも、競った試合が多かったからといって、いつも、ニヤッとしていたわけじゃありませんよ。自分達の力が出せなくて、接戦になってしまう時は、どうしてもメンタル的に、こんなはずじゃないって、あせる部分があって、楽しむ余裕がなくなってきます。そうではなく、自分達のペースで試合が進んで、その状況で競っている時は、余裕があるので、すごくおもしろいと感じますね。あとは、プレーが上手くいった時もそうだし、やられたなという時も、ニヤッとしています、そうやって、いろんなことろで、ラグビーを楽しんでいます」
―大田尾選手にとって、ラグビーの存在は
大田尾「僕にとって……。今までにも、同じ質問を受けてきて、その都度、言ってることが違うかもしれませんが、とにかく、人生の柱の1つには、間違いないです。それが、ホントに大きな柱かどうか、わかるのは、いつになるのかな。でも、今は、ラグビーが楽しいです。ようやく、いろいろなことが、本当の意味でわかりかけてきた頃なので、なおさら楽しいです」
(※29)磐田の湯:磐田市内にある、スーパー銭湯。大田尾選手のお気に入りは「炭酸泉」
(※30)河ちゃん:ヤマハジュビロ、採用担当の河田
圭祐さん
(※31)八木下:八木下恵介選手。今シーズン入団のFW
<トップリーグ開幕へ向けて>
ロングインタビューも、そろそろ終わりに近づいてきました。大田尾選手は、佐賀県出身。今年のヤマハジュビロは、九州で2試合(※32)、予定されています。せっかくの遠征、美味しいものを聞いてみました
―今年のトップリーグは、九州で2試合おこなわれます。佐賀県出身の大田尾選手、有名な方言を教えていただけますか
大田尾「佐賀といえば、『がばい』じゃないですか。一躍、有名になりました」
―「がばいばあちゃん」のがばいですか
大田尾「そうですね。『すごい』の意味です。使い方は、ニュアンスとして、言葉に付ける感じで、直訳の『すごい』とは、ちょっと違うというか。すごくきついことを、普段「すごいきつい」とは、あまり言わないですよね。例えば、磐田の人達は『がんこきつい』と言うのかな。そういう使い方と似ているのかな。『超』とか、大阪で言えば『メッチャ』みたいな雰囲気で。
『がばい』、僕らの時は、よく言ってましたよ。でも、佐賀工業は、福岡から来ている選手が多い年もあって、その時は『ばり』が、流行りました。『ばりきつい』が、チームに浸透していた年もありましたね。おもしろですよ」
―中洲の屋台で、ラーメンを食べた時に「ばりかた」と聞いたことがあります
大田尾「それは、福岡の方言だと思います」
―堀川監督にも、宮崎の名物をお聞きしました。佐賀名物といえば
大田尾「佐賀牛とか、肉かな。自然が豊かなところなので、何を食べても美味しいです」
(※32)九州で2試合:トップリーグ第4節(11月17日)は、宮崎で対福岡サニックス戦、第5節(12月2日)は、鹿児島でコカ・コーラレッドスパークス戦
―最初に聞き忘れましたが、大田尾選手の得意なプレーを教えて下さい
大田尾「僕は、パスじゃないですかね。長い、短いを織り交ぜてのパスかなと思います」
―堀川監督が、今年のマイクロソフトカップ決勝は、ヤマハとサントリーが戦うと、言われていました
大田尾「どのチームにも、勝てるという自信はあります。でも、どのチームも、強くなってきています。何がどうなるか、それはやってみないとわからない、というのが正直な感覚です。その中でも、サントリーは、監督が清宮さんということもあって、意識はします。負けたくない相手です。でも、今年は、去年の反省から、1試合ずつ大切にやっていくことを、ものすごく強調していきたいですね。次の目標を見据えながらも、1試合を大切に戦っていく、そこを、おろそかにすると、去年のように、勝ち点を落としていくことになってしまうと、思います。もちろん、点差が離れた方が、気分的に楽ですが、とにかく1点でも上回っていれば、いいと思うので、そこをしっかり、やっていきたいと思っています」
―大田尾選手自身の調子は
大田尾「調子はいいですよ。昇り竜です!」
―1ヶ月後の未来予想図を教えて下さい
大田尾「1ヶ月後といえば、トップリーグ開幕直前ですね。NZ合宿からは、ジャパン組が合流して、いよいよチームとして、コンビネーションの精度を上げていきます。NZの練習試合で、いい成績を上げ、帰国して、自信を持って、臨んでいると思います」
―長い時間にわたるインタビュー、ありがとうございました。
そろそろ終わりの時間になりそうです。では、ここでトラジュビインタビュー恒例の……
大田尾「色紙ですね」
―その通りです。ありがとうございます!
大田尾「これは、何を書けばいいですか? 今年やること、座右の銘とか」
―お任せします! 失敗作も募集中です
大田尾「漢字を確認してと……」
―インタビュー、始まって以来のスピード回答で、取材陣も驚いています!
大田尾「……、カキカキ……。これでいいですかね」
―早くも、出来上がった様子です
大田尾「名前とのバランスがどうかな?」
―OKですよ! ありがとうございました!
大田尾選手、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
ヤマハ入団から4年目を迎えた今年。大きく、逞しく成長を続ける姿は、リーダーとして、チームの先頭に立ち、強い眼差しを持った選手へ、変わりつつあると感じました。
サックスブルーのジャージと笑顔が、本当に素敵な大田尾選手。これからも、活躍を伝えていきたいと思います! |