
小林選手

徐選手

春のトライ王となった徐選手

力強いプレイで即戦力の小林選手

大田尾副将

梶村副将

串田選手

冨岡選手

考えてなかったっすよ

縦書きでもいいですか

先生と慕われるワイサキコーチ

めざせワイサキ先生

トライ、挫折禁止
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小林・徐選手インタビュー4最終回
−小林選手の小さい頃を教えて下さい
小林「いや〜、太っていました、でぶでしたね。産まれた時、4300グラムあったんですよ。小さい頃はサッカーをやっていましたが、ポッチャリでした」
徐「すげーでかいな」
小林「でかいのに、器用デブみたいな感じで、ポジションはFWとGKをやってました」
徐「器用デブ……」
小林「でも、身長が伸びるようになったら、体が締まってきました」
−徐選手の小さい頃は?
徐「ものすごいやんちゃで、じっとしていられない子でした。意志が強くて、例えば、見たいテレビ番組が放送されている間は座って見ているんですけど、コマーシャルになると動き出す。そして、また番組が始まれば、おとなしくテレビを見ている感じでした。やんちゃで、絶え間無く動き続けてましたね」
−お互いが、初めて会った印象は?
徐「初めてノリヤを見た時は、でかくて、すげー怖い印象でした。怖いというか、今までで、こんなにでかい人間を見たことなかったんですよ。大学が同じ関東地方といっても、リーグは違ったし、対戦することが、なかったんです。確実にノリヤの大学の方が、うちより3倍ぐらい強いです」
小林「お前、3倍ってよくわかんないよ」
徐「簡単に言えば、お前の大学と、うちの大学が対戦したら、うちの方が確実に100点差をつけられて負けるぐらい、ものすごい力の差があるってことだよ」
−6月の早稲田戦で『徐選手はノーマークだった』と言う声を聞きました
徐「そうなんですか?」
小林「知られていないのは、あったと思いますね」
徐「まぁ、誰も俺のことは、知らなかったと思います。ヤマハの秘密戦力です!」
小林「自分は、ヤマハへ入団し、急成長した隠れ戦力です!。チームの勝利に貢献できるように、これから頑張ります!」
−小林選手から見た徐選手の印象は?
小林「第1印象は、やたらに速い選手がいるなと。大学からの5人(※)は、今年1月のスピード測定で一緒だったんですよ。自分も八木下もある程度、FWの中で足が速い方だと思っていましたが、コイツの走りを見て、これはすごいと。40M走が、段違いの速さで、記録も僕らと全然違いました」
−徐選手は、瞬発力がすごいとか?
徐「僕は瞬発力よりも、周りにスペースがあって、スピードに乗った時が自分の1番の強みだと思います。40M走の記録は5秒9です」
小林「メチャ速っ。僕の記録は、6秒5です」
(※)大学からの5人:今年の新入団、小林訓也選手・八木下恵介選手(日体大)、笠原雄太選手(流経大)、徐吉嶺選手(東京朝鮮大)、越村一隆選手(中大)の5人
−春シーズン、徐選手が相手をハンドオフで交わすシーンが印象に残っています
徐「ハンドオフしながら突っ込むのは得意ですが、たまにダメで失敗する時もあります。前に相手がいれば、もちろん、抜いてやろうと思います。でも、正直いえば、相手がいない方が楽ですよ。いる状況を想定すれば、たくさんいるよりは、一対一の方が嬉しいです。判断しながらも、パスを受けたら、トライまでいこう!という気持ちでプレーしています」
−オープン戦の最終戦、豊田自動織機戦は、小林選手の惜しいプレーがありました
小林「ゴール前、ラインアウトからのプレーですね。自分は、トライかなと思いました。タッチへ出たのはわかったんですが、ボールをゴールラインへついてから、出たかなと。でも、レフリーが判断したことです」
−小林選手には、前へ仕掛ける強気のプレーを期待しています
徐「FWが、ガンガン前へ出てくれたり、トライをとってくれると楽だなぁ……」
小林「自分も、できる限りトライを狙います。春は、FWでトライを全然取れなかったので、これからとりにいきますよ!」
−仲がいい先輩は?
小林「タツさん(※)。仲がいいというか、よく面倒をみてくれます。気は……、たぶん使ってないと思うんですけど、そこがまたいいんですよ。『ノリヤ、行くぞ!』って感じで。カジさん(※)も、同じポジションですが、結構かわいがってもらうし、何気に串田さん(※)がよくしてくれます。顔が似てるって言われますよ、ハハハ……」
(※)タツさん:大田尾竜彦選手。今年もバイスキャプテンをつとめ、ゲームコントロール、精神的柱としてチームを支える
(※)カジさん:梶村真也選手。今年からバイスキャプテンをつとめる、熱い情熱を秘めた選手
(※)串田さん:串田義和選手。昨シーズンの海外短期留学を経て、大きく成長を遂げた選手。プレーの迫力と、ピッチ外で見せるギャップのある笑顔が魅力的
−少し濃い系な感じが似ていますね
小林「串田さんは、よき兄貴として慕っています、こんなことを言ったら怒られるかなぁ?」
−串田選手と小林選手が並ぶと迫力があります
小林「結構、似てますよね。自分も兄弟じゃないかと……」
(うんうんと頷く、トラジュビ編集部)
−小林選手は、入団当初と印象が変わりました
小林「研修の時は、メンバーリストの写真の髪型だったんですけど、周りから不評で、ボーンとした髪型の八木下と一緒に「お前ら2人、切ってこい」と言われました」
−髪を切ったので、メンバーリストの写真で探せません
小林「えっ?、とかよく言われますが、どちらも自分です!」
−徐選手が仲のいい先輩は?
「はいっ!冨岡さんです。いろいろと、いじられていますが、それはコミュニケーション。トミーさんの愛情です。それをやらなくなったら、僕への興味がなくなったってことなんで。他は、串田さんやカジさんとも話をしますよ。最近は、津高さんとよく話すようになってきました。いい先輩がたくさんいるので、周りにはホント感謝しています」
−インタビューの時間も終わりに近づいてきたので、これからの意気込みを聞かて下さい。意気込みは、毎年、スケッチブックへ書いていただいているので、今回もよろしくお願いします!
小林「わっ…、えっ…!?」
徐「……」
小林「やばー、俺なんも考えてなかったっすよ」
−昨年は、画伯@三角公志選手(※)、津高選手はスペルを間違えました
小林「ワッハッハッー、さすが我が先輩…っす。まぁ、津高さんの英語力はやばいっすからね」
(※)画伯@三角公志選手:2年目を迎えた三角選手は、昨年、新人インタビュー始まって以来、意気込みに絵を初登場させた実力の持ち主
徐「字を書いて、最後に名前でいいですか?」
−それでお願いします。ファンへのアピール、仲間・家族へのメッセージでもOKですよ
小林「みんな〜、元気か〜」
徐「あぁ……、どうしよう?、何でもいいすっよね?」
−何でもいいですよ。将来はこのスケッチブックを使い、展示会をやるのがトラジュビの夢です
小林「ギャグでもいいですか?」
徐「縦書きでもいいですか?」
−OKです。考えている途中ですが、質問です。今までラグビーを続けた中で、宝物はありますか?
小林「う〜ん、友人かな?」
徐「友人もそうですが、アルバムっすね。友人と撮った写真や、ラグビー部の写真は、大切な宝物です」
−写真は、これから増えますよ!
徐「楽しみにしています!」
−昨シーズンの、ジェフリー・マカ選手は「IS GYOZA」(※)です
小林・徐「ギョーザですか?」(大爆笑)
(※)ジェフリー・マカ選手の「IS GYOZA」:インタビュー当時は、来日したばかり、好きな食べ物は「GYOZA(ぎょうざ)と教えてくれました
−徐選手、意気込みで『レーザー』はどうですか?
小林「それ、ひげそりじゃん」
徐「やめてくれよ……」
−そういえば、徐選手は『レーザートライ』だけではなく、トークもレーザーとお聞きしました
小林「マシンガントークならぬ、レーザートークだよな」
徐「そうっすね、別名レーザートークです」
小林「思いつきませんよ、まじ、なんもわかんないっす……」
徐「よしっ!、決めた」
−インタビュー前にお伝えすると、面白くありませんから!
小林「目指せ、プロップとか。やべーな、ホント俺なんも考えてなかったよ」
徐「ここは、ハングルで書こう!」
小林「じゃぁ、目指せワイサキ先生!にしよう」
徐「お前なら、ワイサキ先生になれる素質は十分あるぞ」
徐「自分は、できました!。トライと、これは朝鮮語で『挫折禁止』。今、部屋に貼っています。大学4年の時、この言葉を、監督にひたすら言われ続けました。今もそれを忘れず心の支えにしています」
小林「僕は『目指せ、ワイサキ先生』。ワイサキ先生(※)は、タックルとかプレーがすごいんです。ホントに見習いたいですよ。堀川監督からも、個人的にタックルを習えと言われているので、ワイサキ道場へ入門します」
徐「僕の意気込みは『トライ&挫折禁止』です」
小林「バケツ?、間違えた、挫折禁止ね」
徐「間違えんなよ!」
(※)ワイサキ先生:ワイサキ・ソトゥトゥBKコーチ兼選手。破壊力のある突破とタックルは1度見たら忘れません
−ありがとうございました。では、写真を撮りますので、笑顔をお願いします!
小林「歯が欠けてるんで、笑えないっすよ」
−ラグビーで欠けたんですか?
小林「いや、カニを食べて」
−カニで?
小林「差し歯なんですけど、カニをボリッと噛んだら、バキっとやられました。その後、今日の昼ご飯で外れて、そのまま食べちゃったんです。医者へ行ってきます!」
−ありがとうございました!
小林&徐「どうも〜」
集合場所へ1番早くきた徐選手と、諸事情から歯医者へ行きたかった小林選手の組み合わせは、大きな笑い声と、明るく爽やかな笑顔が満載のインタビューでした。
春シーズン、サックスブルーのジャージを身につけ、いきなりピッチで活躍した姿に驚きを覚えた緒戦。それ以降、経験を積み、成長してきた姿を、本当に頼もしく、嬉しく思います。
社会人の扉を開け、厳しい世界へ飛び出したフレッシュな力を、これからも温かい目で応援したいと思います!
小林選手&徐選手、ありがとうございました!
次回インタビューはワールドカップ出場4選手、続いて新人選手越村、八木下、中島選手編に続きます。お楽しみに!
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