H19.2.18 日本選手権準決勝vs東芝ブレーブルーパス(秩父宮ラグビー場)

場内アナウンスの選手紹介で、一人一人にエールを送る声が聞こえてきます。

「ヤマハ!、ヤマハ!」、サックスブルーの大声援と手拍子のリズムが秩父宮ラグビー場を揺らせば、続いて「東芝!東芝!」、赤い声援が響きます。
お互いに負けられない戦いは、スタンドのファン・全国のファンも同じ気持ち。
気持ちがこもる声援に、秩父宮上空の雲が切れ始めました。


「GO!GO!ヤマハ!TRY!TRY!ジュビロ!」、飛び出してくる選手の目の前は、いつものように広がるサックスブルーの波。
バック・メイン問わずに、この光景をピッチから見ると、本当に嬉しいんです。
胸を張り、間違い無くどのチームよりも美しいと言いきれます。これが、ヤマハジュビロの応援。共に戦ってきた応援の風景です。

日本選手権@決勝へ進出するのはどちらか?。チャレンジャーで臨むヤマハか、それともチャンピオンチームの東芝か?。
期待高まるキックオフは、間もなくです!。

「チャレンジャーとして、体を張ります、出場できないメンバーの為にも頑張ります!」と強い決意の木曽キャプテン。
秩父宮のピッチへ先頭で飛び出してきました!。



メインスタンド、バックスタンド、ゴール裏、そして全国から、「頑張れ!」と願う気持ちがピッチで戦う選手へ送られます。

どの試合会場でも見つける事ができた、ご家族が声援を送る姿。ご家族の愛情を一身に受け、シーズンを通し、チームも選手自身も大きく成長してきました。

チームへ送るエール「頂点へ」。そして復活の仲谷選手へ「NO1」。共に闘ってきたヤマハジュビロ(ゲーフラは、雨仕様かな?。素晴らしいアイデアです!)。シーズンを過ごす中で、応援も成長を続けてきました。



「ヤマハジュビロ」を応援することで、たくさんの仲間ができ、たくさんの笑顔に会う事も出来ました。スタンドで見る笑顔、大好きなチームを応援する笑顔が、スタンドに咲き誇ります。

センターラインを挟んで、バックスタンドの向かって右に「YAMAHA」の広告看板、左が「TOSHIBA」の看板。
ちょうど、その上に応援団が陣取りました。広告看板も同じように声援を送っているかな?(ご配慮?に感謝です!)。

大歓声の中、ネイサン選手のキックオフで、前半40分の戦いが始まります!。

「GO!GO!ヤマハ!」

キックオフのボールをキャッチした東芝へ、ヤマハがプレッシャーをかけます。
開始早々のファーストスクラム、堀川監督が「仲谷のスクラムを見てください!」と期待を寄せる先発の仲谷選手が低い姿勢で構え、後ろからは、5試合ぶり同じく先発に復帰した木曽選手がさらに押しこみます。「おいっしょ!、おいっしょ!」。

佐藤選手から大田尾選手へ。バックスに繋がれるパスへ「ヤマハ!ヤマハ!」、応援の声が攻撃に弾みをつけます。

プレーが切れる度に響き渡る「ヤマハ!ヤマハ!」の声援。

4分、東芝のトライ。ゴールキックも成功。東芝7-0ヤマハ。前半、まず得点を動かしたのは東芝でした。

「まだ始まったばっかり!」、「大丈夫、大丈夫!」、スタンドで聞こえるのは、チームをピッチで戦う選手を信じる声。キックオフに備え、熱い声援が沸き起こります。
細かく繋がれる攻撃に、「いけ!」、「展開!」、歓声が上がります。アタックし続けることで、必ず勝利が見えてくるはずです!。

ゴール前に攻めこむ東芝の攻撃を、しつこいタックルでくいとめます。「TRY!TRY!ジュビロ!」
11分。ヤマハのペナルティ。ゴール前のセットプレーから東芝のトライ。ゴールキックも成功。東芝14-0ヤマハ。東芝が2本目のトライ、チャンピオンの攻撃がヤマハ陣内を突き抜けます。

「ジュビーロヤマハ!」。東芝のゴールキックが決まった後、すぐ応援コールが沸き起こります。
ネイサン選手のキックで試合再開。さぁ、ヤマハ。ここから、ここから!。
ペナルティのリスタート。佐藤選手が素早くアタック!。低く力強いランで敵陣へ攻めこみます。「低く、低く!」。

東芝の9番は、東海大仰星高でSHの座を争った吉田朋生選手。14番は、同大の同期、吉田大樹選手。
良いところも悪いところも知り尽くした2人との勝負、アグレッシブに佐藤選手が前へ進みます。

ラックから展開されたボールを受け、辻井選手が突破をはかります。「GO!GO!辻井!」。


左右に大きく振り続ける攻撃、フェヌキタウ選手のゲインへ、FWが素早くフォローに寄ります。
ひたむきにボールを追う姿、マイボールキープの願いが「ヤマハ!ヤマハ!」の声援へ変わります。

「体を張って頑張ります!」、プレーでメンタルでチームから信頼が厚い澤田選手。惜しみない運動量と、ここぞ!の場面で仕掛けるアタック。ジャージを身にまとった強靭な肉体から輝きを放つプレーに、大きな歓声が上がります。



「敵陣!敵陣でプレーしよう!」、ひたむきな声援がピッチで戦う選手へ、エールを送ります。

「GO!GO!ヤマハ!TRY!TRY!ジュビロ!」。長く続く敵陣での攻撃。マイボールラインアウトへ
「キープ!」、願いを込め中林選手の背中へ送る声援。澤田選手がしっかりキャッチ、攻撃へ繋げます。

「いくぞ!、押せ!」、あちこちから聞こえる声援が一つになって、選手へ熱いエールを送ります。



東芝ボールのスクラム、出たボールを持った東芝の選手へ木曽選手のタックルが突き刺さります。体を張った木曽選手のプレーがターンオーバーを呼び込みます。

大田尾選手のキックが、敵陣深い位置を狙います。
東芝の攻撃へ、何度もタックルが突き刺さります。


一発で仕留めるタックルを見た瞬間は、ラグビーを観戦していて感動する瞬間。
仲谷選手は、「試合に集中していますから」と、普段通りのプレーを強調。1歩前へ出て低く突き刺さるタックル。大きな相手にひるむ事
無く立ち向かう姿に、スタンドから大きな拍手と尊敬の眼差しが注がれます。
スクラムも期待されていますが、突き刺さるタックルも仲谷選手の持ち味。

迎えた3年目のシーズン。復活を果たした今日が出発点。気持ちが入ったプレーに、「頑張れ!」、「なっかん!」、熱い声援が送られます。

ゴール前、粘り強いデフェンスで東芝のゲインを許しません。

マイボールのスクラム、佐藤選手がボールを入れる瞬間、両チームFWのプライドがぶつかります。

今利選手が、相手の懐へ潜り込むようにアタック。
タックルを受けながらも倒れず、ボールを繋ぎます。

ネイサン選手のキックで陣地を戻します。

継続される東芝の攻撃の前に、リズムに乗りはじめたヤマハのディフェンスが立ちふさがります。
28分、東芝のトライ。東芝ボールのラインアウトから展開。バックスに繋がれ、ポスト下へトライ。
トライを防ごうと大西選手が最後まであきらめずにタックル。重なり合うようにポストカバーへ激突。
倒れこんだ大西選手へ、「将太郎!、頑張れ!」、大丈夫?、お願い、立って…、祈る気持ちで声援を送ります。

ゴールキックも決まり、東芝21-0ヤマハ。勝利の分かれ目、連続3トライの東芝へ少しだけ流れが傾きます。


「ここから!、頼むぞ!」、願う声が、「ジュビーロヤマハ!」、手拍子に合わせ大声援が選手の背中を押します。

敵陣、東芝のキックへプレッシャーをかけます

マイボールのラインアウトは、中林選手から木曽選手へ。大学時代から、お互いを知り尽くした息の合ったラインアウト。
安定したセットプレーから、反撃開始です!。

大田尾選手が、大きく展開。辻井選手からさらに、外へ展開されます



ここぞ!というところで、ボールに絡むのはネイサン選手。伸びるキックで陣地を挽回、スルスルーと抜けていく走りは、気がつけばゴール前へ。「One more TRY!!」、スタンドからの叫び声に、「OK!OK!」と頷く姿は、声援が届いていることを実感します。

来日して、3年。スタンドから見たプレーの印象度は3年以上のものがあります(もちろん、本人の印象度も・・・)。
いつも明るく手を振ってくれるネイサン選手も、試合となれば別人のように鋭い眼つき。腰を落とし、前を目指す姿勢と気持ちで、目の前の選手へ勝負を挑みます。

東芝ボールのスクラムへスタンドから、「ヤマハ、押し返せ!」の声。

東芝のペナルティ。素早い攻撃に反応したのは、フェヌキタウ選手。背後へ上げたキックで、深い位置を狙います。

意表を突かれた?攻撃に慌てて東芝の選手が戻ります、惜しい!!。


3年目のシーズンを迎えた大田尾選手。
重ねる試合毎に、頼もしい姿へと成長を続けています。目の前は、東芝のキャプテンとしてチームの精神的柱であり続けるCTB冨岡選手。
九州出身の両選手の火を噴く山のような、熱き心・熱きプレーが白熱した試合へ変わります。

メンタルの柱として、チームを支える中林選手。真っ直ぐ前を見続ける視線の先、見つめる先にあるものへ中林選手の想いが届くようにと、これからも声援を送ります!。

激しいプレー姿と大久保グランドで見る爽やかな笑顔で、ファンを魅了して止まない澤田選手。
実は?隠れファンが多いんですよ、澤田選手!。
ひたむきにボールを追い続ける姿は、ファンの憧れ。将来のラグビー選手の目標です!。

メインスタンドからも、「TRY!TRY!ジュビロ!」、「頑張れ!」の声が響きます。


東芝陣内で、東芝ボールのラインアウト。得意のモールでじりじり押し込まれますが、ヤマハもがっちり受け止め、低く押し返します。
練習を重ねたモール対策。低い姿勢で、東芝の勢いを止めるプレーへ、「おいっしょ!、おいっしょ!」、途切れない声援が、ヤマハFWの背中を押し続けます。

今日のウォーターボーイは高木選手と梶村選手。スタンドからの声援と同じように、ピッチで戦う仲間へエールを送ります。

陣地を取りにきた東芝のキックへ、木曽選手が体を張りプレッシャーをかけます。
「体を張るゲーム。FLで先発を言われた以上、泥くさい仕事に徹します!」、ひたむきに、ひたすらに体を張る木曽選手。
頼りになる木曽キャプテンがピッチへ帰ってきました!。



35分、東芝のトライ。ゴールキックも成功。東芝28-0ヤマハ。前半、残り時間が少なくなってきました。


自陣から辻井選手、ネイサン選手とパスが渡り、永本選手へ繋がれます。

バックスタンドの前をかけ抜け、さらに外へ回りこんだネイサン選手へ!。
上手く転がしたキックから、敵陣で攻撃です!。

マイボールのスクラムから、フェヌキタウ選手がアタック!。パワー溢れる突破に、スタンドの声援が一段と大きくなります。

「オツカレサマデシタ!」、笑顔で交わす言葉、ラグビーを通して繋がる心の触れ合い。体を張ったプレーで見せるフェヌキタウ選手の真骨頂は、この試合、まだまだこれからです!。


ラックへ飛びこんだ勝又選手から、待ち受ける佐藤選手へ。

捌きまくるパスの数だけ、佐藤選手の成長が見られます。

変わらずの自然体で試合に臨む今利選手。低く潜るような姿勢で突破を図り、タックラーを引きずってでも、更に前へとゲイン。
「試合を楽しみます」、「自分の力量は、自分が一番知っているので今、出来る事を精一杯頑張ります」。
飾らない言葉は、今利選手の率直な人柄を物語っています。

今利選手のプレーは、「見ていて胸がワクワクするプレー」。潜る姿に、突破していく姿に、ひたむきにタックルへいく姿へ、「今利ー!」、「サダー!」、期待を込めた大声援が送られます。



シーズンを通して、大西選手と共にゲームコントロールを続けてきた大田尾選手。
1年目はピッチの最後尾、守りの砦FBを経験。2年目は、ケガで苦しんだシーズンを経験。そして、類まれなる才能が開花し始めた今シーズン。
大田尾選手の手から放たれる長いパスを目の前で見て、何度も立ち上がり、驚きと感動の声を上げました。

大田尾選手のリラックス方法は、「温泉めぐり」。磐田市付近にもたくさんの温泉ありますからね。試合や練習で疲れた体をしっかりケアして過ごしたシーズン。大きなケガ無く無事に過ごせたシーズン、ファンも嬉しいシーズンです。

低いタックルで立ち向かおうとも、フェヌキタウ選手の勢いは一人じゃ止められません!。ゴール前へ迫る瞬間、スタンドも息を呑み、体にグッと力が入ります。


突き刺さる東芝のタックルを蹴散らすように、フェヌキタウ選手がゲインラインを突破します。
ヤマハのプライドを胸に突き進むゴール前。「ヤマハ!ヤマハ!」の声援が、バック・メインから大きく響きます!。

ゴール前、何度も継続される攻撃、ネイサン選手の前に立ちふさがる赤い壁の向こうに、白いゴールラインが見えます!。



ゴール前の激しいアタック。ひたむきに攻めるヤマハの前、東芝がペナルティを重ねます。

タッチへ蹴りだし、マイボールのラインアウト。目の前のゴールライン、押しこめば…、手を伸ばせば…、後少し…。
押し込むヤマハFWのプライド、そして必死に守る東芝のプライド。「とれる!、とれる!」、「とって帰ろう!」

スタンドのあちこちから聞こえてくる声、誰もが信じているトライへ賭ける想いが「ヤマハ!ヤマハ!」、絶える事無く声援が選手の背中を押し続けます。

押しこむ、押し返す!

その背中に「ヤマハ!ヤマハ!」!

「東芝!東芝!」

ランニングタイムで40分を回った時計を見つめながら、「お願い…」、必死で声援を送ります。

東芝のターンオーバー、戻されながらも、もう1度ボールキープ。東芝のペナルティが続く中、まだ時間はある!。タッチへ出してラインアウトから、「GO!GO!ヤマハ!TRY!TRY!ジュビロ!」。見えるゴールライン、重なり合うサックスブルーと赤の選手。

バックスに展開、大田尾選手の目の前、後数メートル!、「いけ!、トライだ!」、スタンドも全国も、止むこと無い声援でゴールラインを目指します。

仕掛けるFW、数センチずつ近づくゴールライン。澤田選手のアタックをFW陣が矢のように刺さり押しこみます。

東芝のターンオーバー。タッチへ出して前半終了、東芝28-0ヤマハ。

雨もすっかり上がりました。上空を見上げればサックスブルーの空。日差しも戻ってきました。
口には出さないけど、想う気持ちは一つ。「勝つ、絶対勝つ」、どの試合も強い気持ちで、全国のファンが声援を送り続けました。

応援仲間の大きな存在。自分ひとりなら、くじけそうになる気持ちも、仲間が「大丈夫!」と言えば、そう感じる。
「信じようよ!」と言えば、信じることが出来る。勝つ喜び、負ける悔しさを共に感じ、シーズンを過ごしてきました。

「後半、いくぞ!」「おぉー!」。苦しい戦いの中、スタンドから聞こえる声。あきらめず、ひたむきに戦った先に必ず勝利がある!
その事をチームはシーズンを通して教えてくれました。


後半戦はこちらです
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