H19.3.3 7人制代表セレクション合宿(東京:辰巳の森海浜公園ラグビー場)

雛祭りの3月3日、東京@辰巳の森ラグビー場で行われていた、7人制ラグビーのセレクション合宿を見学してきました。

今回のセレクション合宿は、「2007年度7人制スコッド(既に発表済)」から、3月末より行われるIRBワールドセブンズシリーズの香港大会、そしてアデレード大会へ参加するメンバーを選考。

多くの大会に参加し、経験を積み重ねてきたメンバーに加え、フレッシュな顔ぶれが参加。いつもの合宿に比べ参加人数も多い賑やかなムードの中で、それぞれが持ち味をアピール!、真剣勝負の姿を見ることができました。

7人制ラグビーは、昨年12月に行われた2006アジア大会@ドーハで、見事金メダルを獲得!。
今まで以上にアップした知名度と、佐野監督をはじめ協会のアピールも重なり、辰巳の森ラグビー場は多数の見学者が訪れました。

ヤマハジュビロからは、佐藤選手が参加。コーチとして村田選手、もちろん監督は、佐野さん。
メンバーを見てもセブンズがより身近に感じられます。



合宿参加メンバーを3チームに分けて行われた試合形式。
コーチとして参加の村田選手(村田コーチ)も、温かく、熱い視線でメンバーの様子を見守ります。

記憶がある範囲でメンバーの紹介をいたします。
写真左は、正面選手@トヨタ。BLUE6番の背中は、チームのムードメーカー、築城(ついき)選手@コカ・コーラ。背中11番は、山本英児選手@九州電力。監督をはじめ信頼が最も厚い選手です。

6番と11番の間から顔を出しているのは、爽やかなランが魅力の宇薄選手@同大。背中9番は、小吹選手@リコー。正確なキックでトライ後のゴールを確実にGETする選手の一人です。

ジャージの袖は、吊るして伸びたんじゃなく、もともと・・・。(たぶん)お気に入りのサイズをGETした後は、繰り返し行われる練習の合間をぬって日干し中。
これは、桑水流(くわずる)選手@福大のジャージ。午前中、日差しがあまりなかったので、日干しならぬ、カゲ干し状態・・・。

午前に行われた試合のメンバー表。若手主体の「GOLD」、経験豊富な「BLUE」、これから成長が期待される「RED」、それぞれ楽しみなメンバーで試合が行われます。

セレクション合宿参加メンバーのプレーをじっと見つめる背中姿は、佐野監督。

「平等に選考します、合宿の雰囲気もいい感じですよ!」と参加メンバーのプレーに手応えを感じているようです。

午前ゲームの2本目を前に、セットプレーの確認をする佐藤選手(このジャージがREDです)。
普段の大久保グランドで、なかなか見る機会がないスローイン姿、思わず「おぉ!!」(汗)。


網越しの写真(グランド内で観戦はできませんので)は怪しいですが、ピッチで繰り広げられる熱いプレーは、元気ハツラツ。
「GOLD(やまぶき色じゃなくて・・・)」7番は中園選手@関東学院大。
切れ味軽やかなステップで何度もゲインラインを突破。
U19スコッドでもある7人制育成強化練習生がメンバーの「RED」は、若さ溢れる元気なプレーでアピール。
一瞬に加速するスピードでディフェンスを置き去りにする姿は目を見張るものがありました。

試合を2本行い、午前練習は終了。クールダウンを行う選手と共に、後片付けをするのは正面選手。
参加メンバー同士がすぐに打ち解け、仲がいい(と聞きました)のもセブンズの特徴。
合宿を通して同じ時間を過ごす中でチームの結束も強まります。

チームの休憩と同じく、ウォーターボトルも昼休み。
汚れをしっかり落として午後の練習に備えます。
「うっ、濡れたよ・・・」と言いながら、ウォーターボトルをじゃぶじゃぶ洗っていたのは、金選手@大体大。
決して水遊びをしていたわけではありません・・・

<午前練習中のヒトコマ>

「GOLD」対「RED」、中園選手が細かいステップから自ら持ち込みトライ!(アタックに関しては、ホントすごかったんです!)。
そのトライをピッチサイドで見ていた築城選手。「シンジ!」「シンジ!!!」と何度も呼びますが、集中している中園選手はなかなか気付かず・・・。ようやく気付いてもらい、「シンジ、ナイストラ〜イ!」と、怪しい?パフォーマンスを自ら披露・・・。
その姿を、山本英児選手・小吹選手が「あいつ・・・」と笑いながら見ていました。
築城選手、ホントにムードメーカーですね☆

<午前練習後のヒトコマ>

練習終了後、(たぶん)巻いていたテープを捨てようと、吉田選手がクラブハウスから飛び出してきました。
そこへ通りかかったのが、後片付けで使用済みジャージを入れたビニール袋をサンタのようにかついだ金選手。
吉田選手は何も言わず「はいっ」と金選手に丸めたテープを手渡したのですが、受け取った金選手は「???」。

その姿を見て吉田選手も「???」、そして苦笑い・・・。どうやら金選手が、ゴミを回収していたと勘違いしていたようです。
その2人を見て、周りは大爆笑。和やかな雰囲気に包まれたヒトコマでした。

午後練習は、タマリバクラブの皆様を迎えて、午前と同じゲーム形式。

協会HPの合宿レポートによると、この土日は「仮想IRBシーリーズ」。分刻みのスケージューリング、試合数の多さも本番さながらで行われます。

「BLUE」の試合に向け、ウォーミングアップが始まります。
低い姿勢からタックルバッグに飛び込む佐藤選手。持ち味のディフェンスに磨きをかけ、大きく成長してきました。

佐藤選手の隣でアップするのは、ロコツイ・シュペリ選手@拓殖大。
ペリーの魅力は、パワー溢れる突進で力強く前へ進む姿。迫力ありますよ〜。


試合に向け、準備する「BLUE」のメンバーをスタッフだけでなく、参加メンバー全員でサポートします。

楕円のボールを共に追う、ラグビーの絆がまとまり、チームの絆となります。

経験豊富なメンバーが揃う「BLUE」対「タマリバクラブ」の試合が始まります。
「BLUE」のメンバーは多くの大会を経験したメンバー。ジャージのエリを立てた姿、鍛えられた背中から感じる誇り。
試合に臨む姿に頼もしさを感じます。


7人制ラグビーの見どころは、フォワードとバックスが一体となった展開力。
スクラムは3対3。7分×前後半と15人制に比べ短い試合時間の中で、数回行われるだけ?のスクラムも、しっかり攻撃の基点となります(プレッシャーをかけるディフェンス時もゴール前なら大きなチャンス!)。
駆け引き、そして見た目以上にヒット、スピード溢れる攻撃と、7人制ラグビーも見所満載です!。

この試合、佐藤選手は2トライの活躍。オレンジミットも光っています!。
相手をかわし、一瞬にして飛び出してくるスピードにカメラが追いつきません…(佐藤選手、すみません…)。


こちらは、「GOLD」のメンバー。試合に向けてアップが始まりました。
左から吉田選手@東芝。竹山選手@関東学院大。中園選手@関東学院大のランニング。若手メンバーを吉田選手が引っ張ります。

「チームになろう、まとまろう!」、スタッフの明るい声も響きます。

1本目の試合を終え、クールダウンの「BLUE」へ、佐野監督が声をかけます。

試合時間が近づく、「GOLD」の練習に、熱が入ってきました!
試合を終えた「BLUE」のメンバーは、今日の最終戦を前に、入念なミーティング?。

広がっていたメンバー同士、気がつけば接近し、次第に輪になって過ごす、そんなリラックスしたムードも試合が近づくにつれ、緊張感が漂ってきます。
佐藤選手は、金曜日にヤマハジュビロの納会があり、その後すぐ東京に戻り、引き続き合宿へ参加したそうです。

意識の高さ、責任の強さが、佐藤選手の成長を支えます。

2本目、「GOLD」対「タマリバ」の試合が始まりました。
しつこく絡むタマリバのファイトに、GOLDメンバーから気合いの声が聞こえます。
若手主体のメンバーの中で、目を引いたのは、ネイサン・アンダーソン選手@流経大。
小柄ながら、ピッチに立てば縦横無尽にかけまわり、声を出し指示を送ります。素早い仕掛けとアグレッシブな動き。将来が楽しみな選手の一人です。



本日最終戦、「RED」対「BLUE」の試合が始まりました。
3本目ということもあり、疲れが見えはじめた…気もしますが、動き出したボールは待ってくれません(笑)。
「RED」のメンバーは、7人制育成強化練習生が中心。先輩に負けじと、伸びやかなプレーでアピールします。

試合は、先輩格のBLUEが終始リード。宇薄選手のトライ、築城選手もパワー溢れる走りでゲインを切ります(築城選手、ポジション的にもカメラにたくさん収まっていただいたのですが、スピードにこれまたカメラがついていけず…、すみません…)。


小吹選手のキック。トライ後40秒以内にキックを行わなければならない(競技規則@2006-07)ので、キックティを使うことも、ほとんどなさそうですね。

7人制ラグビーは,今から116年前の1883年にスコットランド・メルローズで始まった歴史ある古い競技。
15人制と同じグランドを使うので、プレーしている側としえは、気が抜けず、見ている楽しさ以上に苦しさがあると思います…。

トライ後、すぐさま自分のポジションへ戻るのは、ノーサイドの笛が鳴るまで続けられます。


練習終了後のお忙しい中、佐野監督にお話をお伺いしました(ありがとうございました!)。

<旋風を巻き起こす!>

「合宿参加メンバーは、期待通りのポテンシャルを発揮してくれ、呼んでよかった!という選手が多く、本当に嬉しく思っています。
今回の合宿、アジア大会へ参加したメンバーは、大体わかっていますが、新しい選手をテストする事も兼ねています。

ワールドシリーズに参加するにあたり、目標は「IRBのポイントを取る!」ということです。
今までも参加していますが、ポイントが取れていませんので、是非、旋風を巻き起こす勢いで試合に臨みたいと思っています。
ポイントが取れれば、もっと多くの大会に呼んでもらえる(ワールドシリーズは招待制なんですね)、その為にも、しっかりと結果を残すことが全てだと。

※写真はヤマハ大久保グラウンドでの撮影写真から

日本人の特徴は、その試合に向けしっかり準備をすることが大切。入念な準備を行い、選手を信じ、ピッチへ送り出してやる、それが私達の役目です。

最終合宿まで2週間ありますが、プログラムを各自に渡し、合宿へ来るまでレベルを上げてくることを課し、その最低レベルから合宿でさらに精度を上げていきます。

チームの雰囲気もいいです。結果が残せるよう、頑張りますので、応援よろしくお願いします!」



午後練習が終了したのは17時過ぎ。午前から通して計5試合。頑張る選手の姿、セブンズの楽しさに触れる事ができた1日でした。

ご配慮を頂いた、協会の皆様にも感謝です。チーム・選手・スタッフの皆様、ありがとうございました。そして訪れた観客の皆様、お疲れ様でした!。

この合宿を経て、3月末からの遠征メンバーが日本協会HPで発表されました
佐藤選手、おめでとうございます!、そして選ばれた選手の皆様、頑張って下さい!、応援しています。
皆様も機会があれば、セブンズの魅力を体感して下さいね!。


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