H18.12.2 トップリーグ第8節vs三洋電機ワイルドナイツ(ヤマハスタジアム)

1978年に「ヤマハ発動機東山総合グラウンド」という名称で、ヤマハ発動機サッカー部(現・ジュビロ磐田)の主本拠地としてオープンしたヤマハスタジアム。
Jリーグ規格適合の為スタジアムの増築を行い、今の収容人数となりました。
2002年には「ネスレビジョン」を設置。2003年には「磐田スタジアム」から「ヤマハスタジアム」へと名称を変更。
フットボールを観戦するに当たっては申し分のないスタジアムです!。
i今まで試合を行ったどのチームも、すばらしいと言われる環境がここにあり、ラグビー不毛の地と言われた静岡県にラグビーの拠点ができ、さらに地域ぐるみで応援ができているのです。これはアウェイチームにとって大きな脅威、そしてうらやましがってもらえる我々の自慢です。


2階席に陣取ったビッグジャージ。ヤマハスタジアムのゲームを、スタンドから見守ってきました。
残念ながらホーム3連敗中のヤマハジュビロ。今日こそは!の想いを胸に、後半が始まります。

後半はヤマハボール、レイニー選手のキックオフで試合が始まります。

レイニー選手の浅いキックが風に押し戻され、三洋ボールのセンタースクラムで試合再開。
スクラムから出たボールはヤマハ陣内へ向けて三洋がキック。永本選手がキャッチして、さぁヤマハの攻撃が始まります。
ネイサン選手、レイニー選手とバックス陣がフォローに入ります。




センター付近でのマイボールラインアウト。バイスキャプテンの中林選手。
風が巻くスタジアムですが、ここはホーム!。中林選手のスローインから敵陣を目指します。

中林選手から、久保選手がキャッチ。待ちうける佐藤選手がバックスへ繋ぎます。




佐藤選手から大西選手、インサイドを永本選手がゲインします。力強く、真っ直ぐに飛びこむ姿をファンは首を長くして待っていました!。

立ちあがり、センター付近での激しい攻防、ラックから展開されたボール、パスを受けた大田尾選手がゲインします。

サポートの久保選手が低い姿勢でさらに前へ進みます。


ラックから山村選手が飛び出します。

日本代表として、1ヶ月に渡る合宿を終え、2007フランスW杯の切符を手にヤマハへ戻ってきた山村選手。

3年目とは思えない貫禄と自信。

PR3のプライドを胸に、ゲインラインを突破します。

「GO!GO!山村!」。
敵陣22M内のマイボールラインアウトは木曽選手がしっかりキャッチ。

ゴール前、串田選手がゲインします。春のNZ留学を終え、一回り大きく成長した姿の串田選手。これからのヤマハを支えるFWの一人として、ファンから大きな期待が寄せられる選手の一人です。

ピッチでの熱い戦い同様、スタンドも熱い戦いが繰り広げられています。
三洋電機の熱い応援に、ヤマハも負けるもんか!と、声援を送りつづけます!。



ゴール前、マイボールのラインアウトは中林選手。バックスタンドの声援が追い風となりますように!。
ラインアウトからモール、FWの背中を「おいっしょ!、おいっしょ!」とスタンドの大声援が後押しします。
ゴールラインが見えてきました!。
三洋電機ボールのラインアウト。プレッシャーをかけターンオーバーを狙います。

7分、ヤマハのペナルティ。

三洋電機ペナルティゴールを狙いますが、失敗。
プレーが切れる度に「GO!GO!ヤマハ!、トライ!トライ!ジュビロ!」の声援が聞こえます。

本間選手がゲインします。ひたむきにしつこくボールに絡む本間選手の姿、ボールがあるところに、いてほしい場所に必ずいる本間選手の存在は、チームだけではなくファンにとっても大きな存在です!。 

「GO!GO!ヤマハ!」。

敵陣でしつこく攻撃を仕掛けます。

マイボールラインアウトから一気にゴールラインを目指します!。

モールを押しこみ。ゴールラインを目指します。低く、さらに低く押しこむモール、メインスタンドから「いけ〜!」「押せ〜!」と選手の背中を押す声が大きく響きます。


モールから左へ展開。大西選手の鋭いステップでさらにゲインします。
素早くサポートからゴールラインは目の前です!。

繰り返しのペナルティ、三洋電機に「ゼブラカード」が出されます。ペナルティからマイボールスクラム。8人の力が集結したスクラム、押しこむスクラムから生きたボールがバックス陣へ繋がれます。
ボールを待つバックス陣から、気合いの声が聞こえてきます。


ネイサン選手がゴール前に迫ります!。15分、ネイサン選手がレイトチャージでシンビン。10分間の退場となります。
苦しい中、「ヤマハ!ヤマハ!」の声がスタンドからピッチへと送られます。大田尾選手のパス、自陣からまずは敵陣を目指します。

永本選手のゲイン。

永本選手の目の前には、永本選手の為にゲインするスペースがある、そう感じる力強いステップ。

瞬間に最大加速して相手を抜き去るのが永本選手の持ち味、美しい走りが炸裂するのを見ることができます。

ヤマハ最速のスピードスターがピッチへ帰ってくるのを、本当に待っていました!。

冨岡選手の鋭いステップ

永本選手とは正反対、カミソリのように切れ味鋭いステップ。

トライの嗅覚を確実に嗅ぎつけ、そしてゴールラインへ飛びこむ姿。

永本選手と啓光学園の先輩、後輩。

ヤマハの両翼が今、大きくはばたきます!。

敵陣ゴール前、攻めこむヤマハジュビロ。三洋電機のペナルティからのセットプレー。ゴール前の円陣でキャプテン木曽選手がゲキを飛ばします。
スタンドからは「ここ、絶対とるぞ!」、シンビンで一人少ない中、勝負をかけます!。
ゴール前、マイボールのスクラム。魂のスクラムです!。



佐藤選手から右の大西選手へ
大西選手からレイニー選手へ レイニー選手の巧みなステップ、目の前はゴールラインです!
19分。ポスト下へトライ!。

走り出せば相手をハンドオフとスピードで引きずり、振り切りながらゴールへ突進していきます。、

現在得点ランキング5位のレイニー選手。

東芝戦で上げた2トライ、そして今日のトライで計3トライ。

チームのトライ王です!。
サックスブルーの波が沸き起こります。

トライの瞬間、立ちあがって喜ぶ姿、スタンドで振られる旗も風に乗ってなびきます。


青い波のようだといつも思います。熱き思いが波のようにくりかえしくりかえし応援で相手にプレッシャーをかけます。

トライの瞬間青い旗が舞い上がる様子は選手たちは毎回力づけられるといいます。
ジュビロの誇りはこの応援、さらに押していきましょう。

レイニー選手のゴールキックも成功。ヤマハ17-17三洋電機。同点に追いつきます。

14時キックオフで始まった試合、日が傾くのと同時に照明灯が点灯されました。

それに合わせて、ネイサン選手がシンビンから帰ってきました。

電光掲示板に今日の来場者数「13315人」が映りました。一人がもう一人を誘って倍の応援。単独開催でこの観客の入りに、スタンドから「すごいね〜!」という声が聞こえてきます。

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敵陣ゴール前で三洋電機のペナルティ。レイニー選手のペナルティゴールが成功。
ヤマハ20-17三洋電機。後半24分、勝ち越しです。


自陣で三洋電機の攻撃を激しいタックルで凌ぎます。

再び木曽キャプテンが痛みます。
負けない心でキャプテンが立ち上がり拍手が沸き起こります。

ヤマハのペナルティ。27分、三洋電機のブラウン選手がペナルティゴール成功。
ヤマハ20-20三洋電機。白熱した試合、息詰る攻防です。

32分、ヤマハのペナルティ。三洋電機のペナルティゴールが成功。ヤマハ20-23三洋電機。得点が目まぐるしく動きます。


三洋のペナルティから佐藤選手が、素早い攻撃を仕掛けます。中林選手が、ゲインします。木曽選手がさらにゲインします。



中越選手がサポートに入ります。中林選手のスローイン、ヤマハジュビロのチャンスです!。
三洋ボールのラインアウト、プレッシャーから乱れたところを、山村選手がターンオーバー。FW陣が素早くサポートに入ります。



木曽選手がタックラーを跳ね飛ばし、マイボールをキープします。
ラックから左へ展開。岡選手から大田尾選手、レイニー選手と渡ります
レイニー選手のゲインからラック、岡選手が素早くバックスにボールを繋ぎます。冨岡選手から大西選手へ



大西選手から、マリカ選手へ、タックルを受ける瞬間、久保選手へ繋ぎます
久保選手から永本選手へ。想いを込めたボールを展開します!。永本選手が相手を引きつけてアウトサイドの木曽選手へ繋ぎます!。

木曽選手にパスが渡った瞬間、「ウォー!!!」という地鳴りのような歓声がスタジアムを揺るがします!。

木曽選手の長い手と共に、ボールがゴールラインを越えます!。トライ!。
その瞬間、スタンド全部が総立ちになりました。歓喜のトライ、これがジュビロのトライです!。



トライの木曽選手へ、久保選手、永本選手が駆け寄ります。ボールを手に、木曽選手がスタンドにトライをアピール、声援に応えます!。ゴールキッカーのレイニー選手へ手渡しされたボール。ゴールキックは失敗するものの、ヤマハ25-23三洋電機。逆転!。



時計が後半40分をさします。
このまま終われの思いに表示されたロスタイム表示は8分。

長いロスタイムにスタンドがざわめきます

マイボールのスクラム。岡選手は、トップリーグ初キャップです。強化試合でスピードと素早いテンポの球だしをアピール。掴み取ったファーストジャージを逃がさないよう、これからの活躍に期待がかかります。


ゲインする選手を素早くサポートします。

「ゲインラインを越える。それが全て」と言ったシューラー総監督の言葉通り、ひたむきにゲインラインを突破します。

刻々と刻まれる時間。

スタンドの我々は感じています。花園でのIBM戦。掴みかけた勝利を、一瞬の油断で逃がしてしまったことを。

チームが勝負の世界から何かを学ぶように、スタンドで応援するファンも同じように経験してきました。

長いロスタイム、気を緩めることなく、「ヤマハ!、ヤマハ!、ヤマハ!」。

ノーサイドの瞬間まで声援は途切れることなくスタジアムに響き渡ります。

強化試合で好調をアピールした米倉選手のスローイン。少ない時間の中でもきっちりと仕事をこなします。
三洋ボールのスクラム、ボールが出る瞬間を虎視眈々と狙う岡選手、本間選手。



坂本選手がマイボールのラインアウトをしっかりキャッチします。マイボールラインアウトからしっかり組まれたモール。
バックスタンドの声援に後押しされるかのように、グッと前へ進みます。


ケガから復帰の澤田選手。頼もしい澤田選手が帰ってきました。激しいタックルの勝又選手。鉄人として公式戦出場記録をどこまでも伸ばし続けます!。三洋電機の攻撃、米倉選手のプレッシャーにボールを落とします。



ノーサイド!。ガッツポーズの選手達。ホームへ笑顔が戻ってきました!。
激しく、手に汗握るゲーム。三洋電機の選手とお互いの健闘を称えます!。決勝トライの木曽選手も笑顔です。



山村選手は、代表で共に戦ったオライリー選手と握手をかわします。
選手たちはお互いに握手をかわし、そしてもう一人の選手、スタンドで応援するファンのもとへ心の握手をしに向かいます。



バックスタンドの応援団の元へ、選手が向かいます。選手が顔を上げたバックスタンドには、一面サックスブルーの海。
青く染まったスタンドから大きな拍手が送られます。



世界のSOトニー・ブラウン選手。ゲームメイクは「さすが!」と唸るものがありました。HO山本選手は、山村選手の同期です。
白いヘッドキャップ姿でアグレッシブなプレーの串田選手、ノーサイドの笛の瞬間、嬉しさがこぼれんばかりの笑顔です。
同じポジションを争う、佐藤選手、岡選手。岡選手は、嬉しい初キャップです。おめでとうございます!



復活したあの高い高いラインアウトを制する坂本選手も笑顔がこぼれます。
ヤマハスタジアム特有の強風に、苦労したラインアウトの中林選手、勝利にホッと一安心?でしょうか。
石川部長もホーム初勝利に、喜びのガッツポーズです。


この試合後に、ラグビー7人制代表としてアジア競技大会@ドーハへ参加する佐藤選手。

チームメイトの「2ラインシャワー」ならぬ、「2ラインパンチ!」の祝福を受け

「快く送り出してくれる、チームやチームメイトに感謝しています。金メダル目指して頑張ってきます!」と、笑顔のコメントをいただきました。
人生通じて初の日本代表、サクラとヤマハのプライドを胸に活躍を誓う佐藤選手。
ドーハでの活躍を期待して、応援しています!。
<三洋電機宮本監督>

「素晴らしいグランド、たくさんの観客の前で良いラグビーが出来た。
そういった中で、今日はヤマハに勝利の女神が微笑んだ試合でした。
ヤマハを応援している人にとって、今日は良い試合だったと思う。
日本のラグビーの盛りあがりに貢献できたかなと。
(後半ノートライについての質問に)ウィリアムス選手がシンビンの間、ボールが展開できなかった。固くキックを使ってしまった。まぁ、これは結果論です」

<トニー・ブラウン選手>

「グッドゲーム、お互い良いラグビーが出来た。両チームにチャンスがあり、接戦になった。
(最後、大外への展開を選択したが・・・、の問いに)今日の試合のポイントは両ウィング。特に、北川は日本で1、2を争うレベルの選手。北川にボールを集めて攻めるのは、セオリー通りだった」



<堀川監督>

「まずは、たくさんの観客の皆様に感謝です。この試合は、三洋電機さんの出来がよく、やりたいことが、なかなか出来なかった。
ただ、その中でも自分達のリズム、ディフェンスからアタックという意識を持ち続けた結果が最後のトライに繋がったと思います。
(今日の勝ちで4連勝、手応えというものは感じていますか?)常にがけっぷちという気持ちの中、先を見ることも大事ですが、まずは1戦1戦戦っていくこと。その積み重ねです」


<木曽キャプテン>

「たくさんの観客の皆様で青く染まったスタジアムで勝つことができ、本当に嬉しいです。久々のトップリーグ、ヤマハスタジアムの試合ということで緊張感のある中、試合ができました。
三洋電機さんのプレッシャーにセットプレーで苦労しました。
(木曽選手の決勝トライについて質問があり)ボールを貰った時、ノックオンしないようにと、まずそれを考えました。トライは、走って置いただけなので、みんなで取ったトライです。
決めた瞬間は子供じゃないですが「やった!」、嬉しい、本当に素直に嬉しかったです」。


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