2007.2.3 強化試合 vsトヨタヴェルブリッツ(トヨタスポーツセンター)

2月3日(土)。穏やかな日差しの中、トヨタ自動車ヴェルブリッツとの強化試合が、トヨタの練習グランド@トヨタスポーツセンターで行われました。
東海にホームを持ち、お互いに切磋琢磨しあってきた両チームの対戦に、グランドもたくさんの観客が訪れ、熱い視線を送りました。

トヨタスポーツセンター
「ラグビー場」の看板が出迎えてくれる、トヨタスポーツセンター。
案内図を見てびっくり!。敷地内にはたくさんのスポーツ施設があります。
サッカー(Jリーグ@名古屋グランパスエイトの練習場もトヨタスポーツセンター内ですよ!)、陸上競技場、野球場、体育館にプール。ソフトボール場もあります。広い敷地内は迷い子になりそうです(笑)。
鮮やかな緑の芝が出迎えてくれる練習グランドは、スポーツセンター敷地内の高台にあります。

目の前に広がる芝を見ると、大人も子供もワンちゃんも、なんだかウキウキした気分になります。

奥に見える白い建物は、まだ新築の匂いが漂う?クラブハウス。
日々厳しいトレーニングを積み重ねる選手、チームと共にトヨタの未来を歩みはじめたクラブハウスです。

のどかな空気は、大久保グランドとそっくり?。選手の鼓動が聞こえてくるような距離で繰り広げられる白熱したプレーは、試合会場でなかなか味わえない雰囲気。練習場ならではの風景です。

機会がありましたら、各チームの練習風景を是非見学してはいかがでしょうか?
(チーム毎にある見学等のルールは、一緒にしっかり守りましょうね!)。

試合前の気合のアップ

選手が試合前のアップを始めました。先頭に立ってチームを引っ張るのは、梶村選手。
司令塔の松下選手も、キラリと光る眼差しでランニングを続けます。

タックルに、気合いが入ります。低く突き刺さるタックルは、ヤマハの代名詞です。
当たる激しさ、熱を帯びる練習が周りの空気を熱く、サックスブルーの炎へと変えていきます。


全員で組む円陣。スポーツセンターに響き渡る声、一つになった心で叫ぶ声が、練習の熱をさらに上昇させます。

FW陣の練習から気迫溢れる声、ボールを展開するバックス陣からも、お互いを呼び合う激しい声が聞こえてきます。

両チームの様子を見守るファンもたくさん見ることができたスポーツセンター。
チームの成長を待ち望む目が、暖かな日差しと共にグランドで活躍する選手を見守ります。


強い心で結ばれたチームの絆は成長の証し。時に厳しく声を出しチームの雰囲気を盛り上げていきます。

メンバー表を配布中は、アイイ選手。しっかり?ヤマハのメンバー表をアピール!?。
アイイ選手も元気に復活。これからの活躍を期待しています〜。

赤沼選手は、完全防寒でメンバー表を配布。同じくヤマハのメンバーをアピール!?していただきました
(ありがとうございます)。
赤沼選手もシーズンを通してCTBで活躍。将来が期待される選手の一人です。


試合開始前、緊張した空気が漂います。辻井選手、串田選手の背中から感じる気迫、ゲームコントロールに期待がかかる松下選手、キックオフは間もなくです。

監督や、コーチの言葉に重みを感じます。
大切な試合を前にして、その言葉に頷き、声を出し、自ら気合いを入れます。
いよいよ始まる!、試合にかける気持ちはいつも同じ。上を目指し、前を向き、ひたすら前進し、ゴールラインを目指します!。
円陣、キャプテン@梶村選手の声が聞こえます。

「気持ちを前面に出してアピールしていこう!」、ゲキを飛ばす声にメンバーが続きます。
お互いの肩に回した手から繋がれるパス、チーム全員の心を繋ぎます。

「行くぞ!」「よっしゃ!」、叩かれる手に反応するように観客席からも拍手が起こります。
応援の心もキックオフです!。

練習ゲームということもあり、コイントスならぬ、「じゃんけん」。
写真を見る限り「チョキ」で勝ったのは梶村選手?。ヤマハボールでキックオフ!。レフリーは戸田さんです。

強化試合がはじまります

先制はトヨタ。グランドを広く使った攻撃から最後はWTBの岩本選手がトライ。
トヨタ5-0ヤマハ。早い時間にスコアが動きました。

自陣でトヨタの攻撃が長く続きますが、ヤマハのディフェンスが簡単には、ゴールラインを割らせません。

「全部出していこう!」、激しいタックルで相手のゲインを許さない梶村選手。
ゴール前には、今利選手、松下選手が飛びこんできます。

相手ボールのラインアウト、スクラムには、FWが執拗に絡みます。

松下選手のキックで敵陣深く攻めむヤマハジュビロ。ゴール前ラックからの攻撃、SH岡選手が攻撃を展開します。

マイボールのラインアウト、加藤選手から石神選手へキレイに渡ります。
足元はしっかりフォロー。ゴール前の攻撃、一段と激しさを増します。


押しこむモール、「おいっしょ!おいっしょ!」。ゴールまで後僅か!。
飛びこみますが、その前にペナルティ…、残念。


トヨタゴール前で攻撃が続きます。押しこむFW、低く当たりグッと押しこむスクラム、「後少し、後少し!」。

チームのプライドがぶつかりゴール前まで後少し、バックスへ展開されます。
瞬時に反応するFL陣。スピードとパワーの串田選手も、ひたむきにボールを追いかけます。

ゴール前のマイボールスクラムから、FWがゲインラインを突破します。展開される攻撃、松下選手のゲインへFWが素早く寄ります。最後は岡選手が押さえてトライ。

松下選手のゴールキックも決まり、トヨタ5-7ヤマハ。逆転!。
その後は一進一退。

ヤマハのディフェンスが長く続いた後、右に展開したトヨタ、兵働選手のゲインから最後は内藤選手のトライで、
トヨタ10-7ヤマハ。

ヤマハも粘り強く攻撃、辻井選手のゲインから、松下選手が飛び込みトライ。
トヨタ10-12ヤマハ。前半を折り返します。


ハーフタイム、白のセカンドジャージがすでに真っ黒。プレーの激しさを物語っています。
冬の寒さもなんのその!。サイモンコーチはハーフパンツです!
(今利選手はアップの段階で、半袖と短パンでした…)。

風は冷たいものの、風がなければ、ポカポカと感じる陽気。白熱したゴール前での観戦は、首に巻いたマフラー
が不用なぐらい熱気を感じます。

後半はトヨタボールでキックオフ。高く舞いあがった石神選手、青空に吸いこまれるようにマイボールをキープします。

FW、BK共にエンジン全開!。辻井選手のゲインから一気に攻め込みます。
最後は左サイドを疾走の八木選手へボールが渡ります。相手のタックルをものともせず、ゴールラインへ飛びこみます。トヨタ10-17ヤマハ。後半も元気なヤマハジュビロです!。「GO!GO!ヤマハ!」

ポスト下から堀川監督、ワイサキコーチが見守ります。なぜか…、トヨタの菊谷選手も違和感が無く座っています…。
後半出場に備え、黙々とアップを続ける米倉選手と境川選手。激しいポジション争いに負ける事無く、アピールして下さいね!。

「マイボールキープ!」、ピッチサイドで見守るメンバーからゲキが飛びます。

センター付近、ラックで素早い反応を見せるメンバー。後半のSHは田井中選手。冷静にそして熱くボールを捌き、バックスを走らせます。


激しいアタック。ヤマハの攻撃は止まることなくゴール前を目指し、突き進みます。
絶好調!なFWメンバー。日本選手権へ向けても大きくアピールです。
中垣選手がゴール前へ飛びこみます。トライまで後少し!。中垣選手の走りにも注目です!。

何度も押し寄せるサックスブルーの波。トヨタゴール前で更に気合いが入ります。

FWのプライドが爆発!。
絶対な自信を持つスクラムは、ヤマハのプライドをかけ、トヨタスクラムへプレッシャーをかけ続けます。
FW陣も泥だらけ、白のセカンドジャージがだんだんと…、激しさを増すプレーに、これからの期待が膨らみます。

マリカ選手の爆走!。マイボールの攻撃、松下選手がタックルを受けながらも粘り強くボールをキープ。
マカ選手のゲインに、マリカ選手が「ゴッー!」と飛びこんできます。

誰も追いつけない…走りでゴール中央まで回りこんでトライ!。
松下選手のゴールキックも成功。トヨタ10-24ヤマハ。リードが広がります。

中村優一郎選手もタックルに大活躍。どの選手からも、激しいオーラが漂ってきます。

自陣でのディフェンスからターンオーバー。梶村選手からパスが繋がり津高選手へ。自陣から独走!。見事走りきりトライ!。
ゴールキックも成功、トヨタ10-31ヤマハ。たたみかけるトライ。若手、ベテラン、ピッチで選手が躍動します!。

ルーズボールに走りこんだのは辻井選手。

勝負にかける執念です
ゴール前のスクラムから、ダメ押しのトライは、今利選手。後ろ髪をなびかせ、ポスト下へトライ!。


前後半通して大活躍の今利選手。ジャージについた泥や芝は今利選手がこのピッチでしっかりと戦った証しです。

松下選手のキックも成功、トヨタ10-38ヤマハ。ノーサイドです。

ノーサイド
試合を終えた選手の皆様。お疲れ様でした。ナイスゲームです!。お互いの健闘をねぎらった後、嬉しい笑顔、やりきった笑顔に観客席から拍手が送られます。
梶村選手の復帰戦を観戦に来られたご両親。80分のフル出場、そして復帰。本当におめでとうございます。
「無事に終わってよかったです」「まだまだ、第一段階や」。でも嬉しそうに「いい顔してますよ!」とお話させていただきました。
温かなご家族の愛情と声援受け、これからも大きく成長していく姿、私達も応援していますよ!。
八木選手も、前節のサントリー戦で復帰。

80分通してのプレー、楽しめましたでしょうか?。

試合を終え、クールダウンを続ける選手達の顔、こちらも「いい笑顔してますよ!」。

監督やコーチも笑顔です。選手個人の成長がチームの成長となり、必ず花開くこと、信じてこれからも応援していきます!。

今利選手、前も後ろも泥だらけです…。お疲れ様でした。今利選手の低く潜る姿はまだ健在です!。

前半・後半と交代したメンバーは、これから練習です。「頑張れ!頑張れ!」。

ミニインタビュー
<梶村選手>

七色?のマウスピースが口元に光る梶村選手。
復活の試合を見事勝利で飾り、笑顔でお話を聞くことができました。
「久しぶりのプレー、ピッチに立った時は嬉しかったです。個人的に体を張ろう、そしてケガなくプレーしよう・・・と思っていました。
ラスト20分、ちょっと苦しくなりましたが、これも想定内(笑)。
出来として、100点満点で言えば80点です!
(ちょっと高くないですか?の声に、70点以上は付ける気持ちでした!)。

先日の(後半、津高選手のトライに繋がるパスもありましたね〜)
あれは、いいボールを出してくれたんで(笑)。僕がいいパスを投げたわけじゃなく、その場所にいただけです。
当たり前のことをしただけですよ。

サントリー戦で、いいゲームをしていたので、その流れを切ることなく気持ちを上げていきたい!と思って、試合前の円陣で「気持ちを前面に出してそれぞれアピールしよう!」とゲキを飛ばしました。
これからは、下から上を目指してアピールを続けます。
グランドに戻ってきましたので応援よろしくお願いします」

<米倉選手>

後半途中出場の米倉選手、「HOも激しいポジション争いの毎日です。
今日のゲームは、短い時間でアピールという形でしたが、試合から離れていたので、まずゲーム勘を取り戻せてよかったです。
次、出られるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」。
米倉選手からは、「遠い所、応援に来ていただいてありがとうございます!」と、感謝の言葉もいただきました。ありがとうございます〜☆。
<木曽選手>

(撤収作業中にお話を聞かせていただきました、ありがとうございました!)

「今日のメンバーは、思いっきりプレーしていた点も含めそれぞれアピールができ、いい試合だったと思いますよ〜」。
<松下選手>

白のジャージが泥だらけの松下選手、う〜んと唸りながら・・・
「後半、しんどくなった時にFWを楽に出来なかったのが、今日出た反省点です。キックもまだまだ・・・です
(後半のゴールキックはしっかり成功です!)。今までの反省を生かし、今日は周りを見て自分も積極的に仕掛け、ゴール前でも継続できました。
ゲームの流れを読んで、もっといい組み立てが出来るよう頑張ります!」
<石神選手>

ラインアウトリーダーとして成長が期待される石神選手
「勝ってよかったです。ラインアウトもまだまだです。もっと練習して精度を上げていきます。周りを使ってゲームの状況を判断できるように頑張ります!、次、試合に出たいなぁ・・・」
<内藤選手>

トヨタのゲームキャプテンをつとめたのは、内藤選手。激戦のトヨタバックス陣へ自ら飛び込み、勝ってポジションを取る!と強い意気込みで入団してから2年目。激しいポジション争いはわかりきったこと、望んでいたことと入団時の決意をお聞きしました。
「前半は、良かったと思うのですが、その後ゴール前へ攻め込みながらも、トライを取らせてもらえませんでした。
後半の20分過ぎにトライを取られすぎました・・・。ヤマハの自力が今日は勝っていたかなと。

ゲームとしては、まず開始10分、トヨタのペースに持っていこうと。それは出来たのですが、サポートも足りない部分がありましたし、うちの後半に自力が足りませんでした。

ヤマハさんとは3試合やって3敗なんですよ・・・。
試合前、実は「3度目の正直」と言ってたんです(苦笑)。この先、対戦するとしたら、決勝です
お互いに決勝で会えるよう頑張りましょうね!」と、熱くお話を聞かせていただきました。
ありがとうございました。

日が傾きかけたスポーツセンター。熱戦の熱気を残しながら両チーム共、気持ちは2月11日の日本選手権へ。まだ続くラグビーシーズン、お互いに、「残りは3試合」。
東海のライバルチームとして切磋琢磨。頑張りましょうね☆。

日本選手権の2回戦は、2月11日(日)@秩父宮ラグビー場で行われます。トヨタは12時キックオフ、対戦相手は九州電力。ヤマハジュビロは14時キックオフ、大学選手権優勝チームの関東学院大学と対戦します。

秩父宮をロイヤルブルーの、そしてサックスブルーの声援で埋め尽くしましょ!。「GO!秩父宮!」。秩父
宮ラグビー場でたくさんの笑顔にお会いできる事、楽しみにしています!。

<こぼれ話>

後半のトライラッシュ。ゴールキックの確認には、トヨタの谷口選手が、全力疾走?で登場。後半だけで、4本のトライ。その都度、センターライン付近から「ゴーッ!」と走ってくる姿に迫力を感じました。
お疲れ様でした!(最後、足がふらついてそうでしたが…)。

ゴール裏で取材カメラと共に観戦中。広く攻撃される展開にカメラがついていけず、人力で移動(笑)。気がつけばそこは・・・、今日の試合、トヨタのノンメンバーで賑わう場所…。
うっ…。失礼しました。お邪魔しました(笑い)。

ラグビー選手は、サンダル着用率が高いのでしょうか?。冬なのに寒くないのかな〜と思った1日でした。

カメラ・文:清水


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