2007.5.19 春季オープン戦vs九州電力(佐賀県総合スポーツ競技場)

5月19日、2007ヤマハ発動機シュビロ春シーズンの初戦「第19回佐賀招待ラグビー対九州電力キューデンヴォルテクス戦」が佐賀県総合運動場陸上競技場で行われました

少し眩しい日差しの中、15時半キックオフで行われた招待試合は、大分舞鶴高校対佐賀工業高校。

九州を代表する両校の激突は、将来の日本ラグビーを支える若い力の戦い。

一つのボールをひたむきに追い続けます

ピッチを見つめる大分舞鶴高校のベンチ、佐賀工業高校のベンチも戦況を見つめます
試合は、後半佐賀工業高校が追い上げますが、38-12で大分舞鶴高校の勝利。両チームお疲れ様でした!

ヤマハ発動機ジュビロ・九州電力キューデンヴォルテクスの両チーム、17時キックオフに向けウォーミングアップが始まりました

春シーズン初戦を迎え、気合い十分!
懐かしい顔を発見! 2004−05シーズン、ヤマハジュビロに在籍していた山田和弘選手。
現在は、九州電力キューデンヴォルテクスの通訳兼プレイヤーとしてラグビーを続けていると、お話を聞くことができました


「いくぞ!」の掛け声で、さらに気合いが入るFW陣。キックオフが近づくにつれ、眼差しに力が込められ、強く鋭い眼差しへと変わっていきます

試合を華やかにしてくれた「SAGAチアリーディングクラブSTARS」もデビュー戦!
選手入場! チアリーディングの大声援を受け、背番号「11」のジャージを着た冨岡選手がピッチへ向かいます。GO!トミー!
昨シーズンのトップリーグチャレンジ1を見事1位で通過し、今季トップリーグへ昇格してきた九州電力キューデンヴォルテクス。
九州から旋風を巻き起こすか?、これからの活躍が楽しみです!

スタンドから「GO!GO!キューデン!」 チームの背中を熱い声援がグッと押します
九電ボールのキックオフで始まった試合。デビュー戦の小林訓也選手が、しつこくボールに絡みます


グランタ選手(※)もデビュー戦。サックスブルーのジャージが似合いますよ!(※)(グラント・マッコイド選手の愛称)

勝又選手が引退してもヤマハのLOは俺達に任せろ! 坂本選手・石神選手が素早くラックへ、顔つきが仕事人へ変わります


ゲームキャプテンを務める大田尾選手。冷静に熱く、チームをコントロールします
冨岡選手、鋭いアタックで一気に攻め込みます。ジェイ選手(※)も、ひたむきにフォローへと走ります(※)(ジェフリー・マカ選手の愛称)


試合が切れるたび、集まり声を掛け合い、ゲームプランを確認します。お互いの声にチームが一つにまとまる、結束の強さがヤマハジュビロのパワーへ繋がります

九州出身の三角選手。先発メンバーで帰ってきました!

先制トライは、ヤマハジュビロ。ゴール前スクラムから左へ展開。ジェイ選手がラックを突破! そのままゴールラインへボールダウン!2007春シーズンのファーストトライはジェイ選手!伸び盛りな2年目のシーズン、期待がかかります!

ゴールキッカーは大田尾選手。
ボールをセット、フゥーと一呼吸おいて右足を振り抜いたキックから、ゴールポストめがけて楕円のボールが迷い無く伸びポールの間を抜けます。
ゴール成功。ヤマハ7-0九電

ゴール前のアタック。力強くヤマハジュビロが押し込みますが、九電の粘り強いディフェンスに阻まれなかなかゴールラインを割ることができません。
GO!GO!ヤマハ!

試合の序盤、お互いゴール前まで攻めこみながら、スコアが動きません。低い姿勢から激しいタックル! 


米倉選手のスローイン。フッカーという一つのポジションを他の選手と争いながら互いに切磋琢磨しあうことで、大きく成長を続けます

相手のキックへプレッシャーをかけにいく、伊藤選手、小林選手。若さ溢れるプレーが、キラリと輝きます!


さらに磨きがかかったスピードを生かし、一瞬のスキを突いて佐藤選手がゲイン!
中垣選手から永本選手へ。スピードに乗ったアタックが九電のディフェンスを突き破ります。
「ヤマハ、敵陣!敵陣!」 ピッチに響く永本選手の声、今年も頼りにしています!

九電は、キックチャージを拾いそのまま独走、トライ。ゴールキックも成功、7−7の同点で前半を折り返します

ハーフタイムに再び登場したのは「SAGAチアリーディングクラブSTARS」。元気いっぱいの姿へスタンドから大きな拍手が送られます

「さぁ、後半いこう!」 肩を組み気持ちを一つにしたチームの背中からは、気迫を感じます。眩しい日差しが傾きかけたスタジアム。後半はヤマハジュビロボールでキックオフ!


スタンドには、おそろいのサックスブルーTシャツを着た佐賀工業高校ラグビー部。ヤマハのトライへ「ヤマハ!ヤマハ!」熱い声援を送っていただきありがとうございます!

サックスブルーの旗が佐賀へ登場。全国から送られる熱い声援に支えられ、今シーズンもチーム・応援の心が共に同じ時間を戦います!

本間選手のアタック。小林選手、徐選手がフォローに入ります。ベテランの力、新しい力、多くの力が結集し今シーズンのヤマハジュビロを作っていきます


ディフェンスを振りほどきながら、永本選手がゲイン!

後半、先にトライを上げたのは九電。ゴールキックも成功、ヤマハ7-7九電。リードを許します


3年目を迎え、大きく逞しく成長を続ける境川選手。佐賀工業高校出身、地元の懐かしく温かい空気が、成長した境川選手を後押しします

リードを許したものの、新しい力が期待通りの活躍! 
素早いリスタートから、ブンタ選手が大きくゲイン。左隅へマイケル・キングスビアー選手(※)がトライ! 大田尾選手のゴールキックも成功。ヤマハ14−14九電、同点に追いつきます
(※)マイケル・キングスビアー選手:練習生

新しい風はひたむきにアグレッシブに、九電のディフェンスへ突き刺さります。
中央を中垣選手が大きくゲイン、パスを受けた徐選手が力強くゴールラインを目指します!


ボールをしっかりと抱え、目の前に広がるゴールラインへ向け、飛びこんできます! 徐選手、嬉しい初トライは逆転のトライ!社会人として新たに踏み出した1歩、ファーストトライを祝福する熱い日差しが、徐選手の背中にふり注ぎます。大田尾選手のゴールキックも成功。ヤマハ21−14九電、逆転!


攻撃の手を緩めないヤマハジュビロ。マイボールのラインアウトから左へ展開。回したパスは、左タッチライン際の徐選手へ繋がります


タックルを受けながら、ディフェンスを引きずりながらも、止まることなくゴールラインへ突き刺さります!
見事にトライ! レーザーのようにゴールライン目指し真っ直ぐ力強く突き進んだ、徐選手のトライで追加点。
大田尾選手のゴールキックも成功。ヤマハ28−14九電

自陣から繋いだパスを中垣選手が自ら仕掛け大きくゲイン、そして独走!
 躍動感溢れるダイナミックな走りはさらに加速、ゴールポスト下まで一気に走りきります!

ポスト下へボールダウン、トライ! 中垣選手のトライ、大田尾選手のゴールキック成功、ヤマハ35−14九電


5年目を迎える中垣選手。「出場のチャンスを生かし、秋にはトップリーグに出れるよう頑張ります!」と、ゴールデンウィーク合宿中に聞かせていただいた決意。春の試合に出場し積み上げる経験が、秋のトップリーグ開幕時に大きな力となって中垣選手を支えていくはずと、これからの成長を温かく見守っていきます!

大きな拍手と「ワタル、頑張れ!」の声援を受けピッチへ登場した村田選手。プレー姿から漂うオーラは今年も健在です。村田選手、今シーズンも頑張って下さい、応援します!


グラウンド全体が西日に包まれる中、激しい戦いはノーサイドの笛が鳴るまで続けられます


激しさを増す密集戦。最後までひたむきにボールを追います


終了間際、徐選手の突破から、最後は中垣選手へ。「中央へ、中央へ!」の声が響く中、ポスト下へ持ちこみトライ。ゴールキックも成功、ヤマハ42−14九電。そしてノーサイド。


スタンドの笑顔をチェック! 博多から応援に来ていただきありがとうございました!白星スタートのヤマハジュビロ、小さなファンが振るフラッグも「頑張れ!」の声援を送っています

冨岡選手お疲れ様でした。今シーズンも期待しています!

スタンドから温かく熱い声援を送るご家族の皆様。
いつもありがとうございます。

トラジュビは、チームが頑張る姿を今年も追い続け伝えていきます。どうぞよろしくお願いします!
インタビュー
ゲームキャプテン大田尾選手

「初戦なので、出来としてはまぁまぁかな。うちは九州出身の選手が多いので、九州で試合をすると親近感を持って応援していただき、本当に嬉しく思います。試合は、攻める意識を持っていたこと、1対1で勝っていた事が良かった点、課題はラインアウトです。これからしっかり修正していきます。今日の試合でゴールキックが
よかったのは、一緒に練習してくれた大野通訳に感謝しています。色々な事を新しく始める中で、1歩1歩しっかり積み重ねていきたいと思います!」
九州出身、村田選手

「僕が出場した時間帯は、前半からかけたボディブローがかなり効いて相手もバテていたので、テンポよくプレーできました。収穫は、前半から継続してボールを繋げたこと、動かし続けたことかな?。課題は、この時期ゲームメークうんぬんよりも、もっと前半からアグレッシブにいくことですね。僕自身、セブンズの合宿後と移
動の疲れ等も多少なりありましたが、勝つことができよかったです!」
デビュー戦2トライ、徐吉嶺選手

「2本目のトライ、あれが僕のプレーです。社会人になって初めての試合でしたが、今まで普通なら簡単にトライが取れるところが、今日は全然ダメでした。2つ取りましたが、トライだけでなく、サポートプレーやまだまだ勉強する事がたくさんあります。これからホント死に物狂いで頑張ります!」

春シーズン初戦を白星でスタート、堀川監督

「今日の試合、点数をつけるとしたら50点ぐらいかな?グランドで行った練習の成果もまずまず出せたと思います。

特に後半は、ボールの継続が意識的に出来たし、やろうとしていることが形になった試合運びでした。ただ前半、あと3つはトライを取れたはず。ゲームの流れで取りきれない部分を次に向けて修正していきます。

試合のMVPはブンタ(※徐吉嶺選手の呼び名)かな?、いやタツ(※大田尾竜彦選手の呼び名)だね。
見ました?、キック。練習を積めば出来るんです。

新メンバーも期待が持てるプレーを出してくれました。マイケル選手は、積極的にボールへ絡んでいたし、日本特有の足元へいく低いタックルに慣れればいけるはず。

グランタもコミュニケーションを取れば大丈夫。ノリヤ(※小林訓也選手)は、前へ仕掛けるプレーをもう少し求めていたけど、今日は継続の意識だった。このあたりが彼自身の課題です。80分間プレ−出来るフィットネスもまだまだです。これからですよ、これから!」

山田和弘選手@九州電力キューデンボルテクス(通訳兼プレイヤー)

「今の時期は、秋からのトップリーグに向け個々のサイズを大きくしています。チーム全体で意思統一しプレーすることをやっていないんですよ。その中で収穫は、前半のディフェンス。スコアの通り、トップリーグ上位チームを1トライに抑えたことですね。ミスの連続から後半立て続けにトライを取られたように、ミスを減らしていくことが上のレベルで戦う上での課題です。
元気で頑張っていますよ! 応援よろしくお願いします!」

昨シーズン出場機会が少なかったメンバーの気合いが入ったプレー、年を追うごとに頼もしく成長を続ける姿、そして新メンバーのフレッシュな風を受け、春の初戦を白星でスタートしたヤマハジュビロ。
「今年はどうかな?」「応援している選手は元気かな?」と期待に胸を膨らます春シーズンがやってきました

次戦は「お弁当を持って大久保グランドへGO!」 5月26日(土)14時キックオフ@近鉄ライナーズ戦。
地元、大久保グランドで試合が行われます。たくさんのご来場をお待ちしています。
もちろん、トラジュビも皆様の笑顔にお会いできることを楽しみにしています!


取材:清水(トラジュビ編集部、スポナビセレクトブログ、グラウンドから愛をこめてでも活躍中)


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