2007.6.10 春季オープン戦vs早稲田大学(ヤマハスタジアム)

サックスブルーの空が戻ってきたヤマハスタジアム、今シーズンヤマハスタジアムで開催される試合が案内された後、昨シーズンで引退された勝又貴光さんの公式戦114試合出場をお祝いする花束贈呈が行われました。

プレゼンターは公式戦出場83試合の初代鉄人、浜浦幸光さん。

「サインを覚えるのは苦手だったけど、体を張ることは誰にも負けない選手だった」と、勝又さんの印象を話していただきました。

「こういう晴れの場所は苦手ですが…」とインタビューに答える勝又さん。関西社会人リーグ時代からチームを支え続けた功績はヤマハの歴史として、そして同じ空間を共に過ごしたファンの記憶にも残ります。長いシーズン、感動をありがとうございました。そしてこれからも頑張って下さい!


後半に向け、気合いみなぎる大田尾選手。早稲田OBの伊藤選手もピッチへ登場です!

ヤマハジュビロボールで後半がキックオフ!。
GO!GO!ヤマハ! TRY!TRY!ジュビロ!



マイボールのスクラム、ボールキープからヤマハの攻撃が始まります。



早稲田の攻撃へプレッシャー!、低いタックルが突き刺さります。早稲田ボールのラインアウト、学生のひたむきな姿がヤマハゴール前へ迫ります。


後半、先にトライを上げたのは、早稲田。マイボールのラインアウトからモールを押し込み、有田選手がトライ。コンバージョンキックを五郎丸選手が成功させ、ヤマハ19−7早稲田。


勢いにのる早稲田の攻撃。五郎丸選手のキックへ、村田選手が素早くプレッシャーをかけます。

早稲田の一瞬のミスをつき、ヤマハが反撃。大田尾選手から展開される攻撃、永本選手、津高選手がスピードを上げ走りこんできます。


タッチライン際、パスを受けたのは徐選手。迫るディフェンスをなぎ倒し、ゴールラインめがけ、メインスタンド前をレーザー光線のように駆け抜けます。

ヤマハジュビロ、トライ!。トライを上げたのは徐選手。好調な春シーズンは九電戦、近鉄戦に続き5本目のトライ!。ヤマハ24−7早稲田。
一進一退の攻防が続く中、24分、スクラムから展開した早稲田が五郎丸選手のトライで追いすがります。コンバージョンキックも成功し、ヤマハ24−14早稲田。
手に汗握る試合展開が繰り広げられるピッチへ、スタンドから熱い視線が注がれます。
後半登場した小林選手の、低く突き刺さるディフェンス。運動量豊富な本間選手が懸命にボールを追いかけます。
大田尾選手のパスからヤマハの攻撃、パスを受けた徐選手がトップスピードでゴールラインへ迫ります。

必死にディフェンスへいく五郎丸選手、勢い余ってか危険なタックルを取られシンビン(※)…。早稲田が一人少ない中、ヤマハジュビロのチャンスが広がります。
(※)シンビン:10分間の退場処分

ゴール前、FWが集まりゲームプランを確認します。ここがチャンス、今がチャンス、目の前に広がるゴールラインへ向け、石神、伊藤、ジェフ選手の顔が気合にみなぎります。

マイボールの攻撃。ヤマハのプライドをかけ、FWが押し込みます!

崩れても、すぐ立ちあがりプレーを続ける。春シーズン、チームの目標を掲げ大久保グラウンドで培った練習が、ヤマハのFWを支え、ひたむきにゴールラインを目指す力となり、爆発します!



低く、強く、石神選手、伊藤選手がゲイン!。 ラックサイドから、村田選手が光速アタックを仕掛けます。


長く続く攻撃、早稲田のディフェンスに行く手を阻まれ、なかなかゲインできない時間帯。今は我慢、FW陣がラックへサポートに入ります。

伊藤選手がゲイン!。赤黒の壁を突き破ります。



バイスキャプテンとしてFWをまとめる梶村選手。鋭く光る眼差しは、今シーズンに復活をかける気迫の眼差しです。

マッコイド選手が突破!。「ゴールラインまでいってくれ〜!」、スタンドから熱い声援が送られます。



マイケル・キングスビアー選手もヤマハスタジアムデビュー!。 自陣からアタック!、プレーが切れるまでひたむきにゲインします。



早稲田の波状攻撃に、スタンドから大歓声があがります。



最後は早田選手が右隅へ回り込みトライ。五郎丸選手のコンバージョンキックも成功し、ヤマハ24−21早稲田。
早稲田の足音がはっきり聞こえてきました。



残り少ない時間、自陣ゴール前で早稲田の攻撃が続きます。攻める早稲田、守るヤマハ。プライドをかけた戦いは、ノーサイドの笛が鳴るまで続けられます。


「守れ〜!」「攻めろ〜!」、応援するチームへスタンドから大声援が送られます。

そしてノーサイド。春のオープン戦第4戦は、24−21でヤマハジュビロの勝利。ホッとした空気がスタジアムを包み込みます。


両チームがバックスタンドのファンへ挨拶、次いでメインスタンドに戻ってきます。

ノーサイド後はラグビーを愛する者同士、お互いの戦いを讃えあい、またいつか闘おうと握手を交わします。

そしていつもの笑顔になって私たちのもとに帰ってきます。

お疲れさまでした。
一日ラグビーを楽しみました。
試合後インタビュー
ヤマハジュビロ:堀川監督

「ブレイクダウン・セットプレーのすべてにおいてFWが完敗でした。収穫は勝ったことだけ。天候が悪い中、スタンドへ足を運んでいただきありがとうございました」
ヤマハジュビロ:大田尾竜彦ゲームキャプテン

「左右に揺さぶられたゲーム、早稲田の出来がよかったと思います。雨の中、応援ありがとうございました」
早稲田大学:中竹監督

「前半終了時に、いけるかもしれないという手ごたえを感じたので、チャレンジでいけ!と後半ピッチへ送り出しました。いい経験になりました」
早稲田大学:権丈太郎キャプテン

「勝つために臨んだ試合だったので悔しいです。やはり、個々の力はヤマハさんの方が上。足りない部分は人数と運動量でカバーしました」
早稲田大学:五郎丸歩選手

「トップリーグのチームと対戦でき、いい経験になりました。4年生として大学最後のシーズン、ラグビーに集中したいので早く進路を決めました。今年は「荒ぶる」を歌うことが目標です。早稲田の応援もよろしくお願いします!」
大槻レフリー

「今日は楽しんで出来たかな?と思います。今年の春からトップリーグの練習試合等で笛を吹く機会が多く、新たな刺激を受け、もっと頑張ろう!という気持ちになります。

100%を目指してやっていますが、ダメだなぁ…とか、上手くいかなかったなぁ…と思うこともありますよ。でもそれを糧として、自分でもよかったと思う部分を伸ばしながら、次へ繋げていくようにしています!」


大槻レフリーは「スポーツを通じて夢の実現にチャレンジする人を応援します!」という活動趣旨のもと、ヤマハ発動機株式会社創立50周年事業の一つとして設立された「ヤマハ発動機スポーツ振興財団」の第1期生として、「IRBパネルレフリーへのチャレンジ」を掲げ、今春は各地で精力的にレフリーをこなしています。まだ続く春のオープン戦、グラウンドで笛を吹く大槻さんをはじめ、活躍する多くのレフリーへ温かい声援を送っていただけると、嬉しいなと思います。レフリーの存在は、ラグビーにとって大きな存在です!

試合後は、ファン交流会へ。ヤマハスタジアムで楽しむ1日はまだ続きますよ!



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