H20.1.13 トップリーグ第10節vs三菱重工相模原ダイナボアーズ(岐阜長良川メモリアル競技場)

前半を大量リードで折り返すヤマハジュビロ。もちろん、後半もこの勢いのまま、走り続けます。

「One Mind、One Goal」。ひとつの目標に向かい、心をひとつにして進む。スタンドで観戦するメンバー達が、熱い思いで見守り、声援を送ります。

三菱重工相模原DBの応援団、ヤマハジュビロの応援団。チームを後押しする声が、選手の背中にエールを送ります。


後半が始まり14分、最初のトライを挙げたのはヤマハジュビロの大西選手。ヤマハジュビロ65−0三菱重工相模原DB。

トライを喜び、次のトライへ向けまた走り出す。ノンストップラグビーは、ゴールを目指し、これからもひたむきに走り続けます。
マイボールスクラムの脇に立つ矢富選手。これから何度となく目にする光景が、ヤマハジュビロの歴史に刻まれていきます。
17分、ゴール前のラックから、インゴールへ飛び込んだのは木曽選手。
スコアに刻まれるトライではなく、次のトライへ向け、チーム全員が「ゼロから、ゼロから」と、声を上げ、前へ、前へと進み続けます。
「これからは、ひとつひとつのキックが重要になる。それを確実に決めていくことが、勝利に繋がるはず」と話す大西選手。振りぬかれる右足を見つめ、全てのファンが願いをこめ、祈ります。

大西選手のゴールキック成功し、ヤマハジュビロ72−0三菱重工相模原DB。

ひたむきなプレーが、多くのファンの心を掴む、久保選手。矢富選手も、ヤマハジュビロのジャージとともに、走り始めました。


27分には、松下選手が2本目のトライ。

トライを喜ぶメンバーに、笑顔が弾けます。大西選手のゴールキック成功。ヤマハジュビロ79−0三菱重工相模原DB。
29分、矢富選手の突破から、松下選手が3本目のトライ
ヤマハジュビロ84−0三菱重工相模原DB。
プレーが切れるたび自然と組まれる円陣に「このチームは成長しました」と、堀川監督は手応えを感じています。
ひとりひとりがリーダーの自覚を持って戦うことが、容赦なく突き刺さる、リレントレスラグビーへ繋がる。光射す方向へむかい、ひたむきに走り続けます。
まず、メンバーに選ばれることがスタートと話す小林選手。前へ、前へと突き進みます。
初ジャージでピッチへ登場した境川選手へ「サカイー」と、大声援が送られます。
35分、マイボールのラインアウト、境川選手のスローインから、モールで前進。押し込むフォワードでボールを持つ境川選手が、インゴールへ押さえトライ。

初出場、そして初トライ。試合後の堀川監督は、口元を緩ませ、嬉しそうな笑顔で「すごいやつ、金の卵だね」と、3年目の成長を喜んでいる声。

同じサックスブルーのジャージを着たメンバー達も「サカイ、ナイス!」と嬉しい笑顔で祝福。
大西選手のゴールキック成功で、ヤマハジュビロ91−0三菱重工相模原DB。
38分、グランタ選手の突破から、徐選手も3本目のトライ。ヤマハジュビロ96−0三菱重工相模原DB。
そして、ノーサイド。
サックスブルーの旗が、揺れるスタンド。
ノーサイドの瞬間、どの試合でも見ることができる、ヤマハジュビロの応援の形。


長いシーズンどの会場でもみかける顔があります、初めて応援に来た仲間もいます。

選手も応援も一つになって試合を体験し、感動し、また一緒に戦おうと誓う。
選手とシェイクハンドした応援がヤマハを強くしていきます。
私設応援団に登録し、磐田から応援バスでかけつけたファン、全国からかけつけたファンが、熱い声援を送った、長良川の試合。

ヤマハジュビロの勝利に、手をあげ喜び、総立ちで選手をむかえます。

バックスタンドの応援への挨拶を終え、メインスタンドへ

メインスタンドにも多くの応援団が集まります。
記録的大勝を一緒に体験するのもファンならではこそ、帰ってきた徐選手が声援に応えます。
ガンバレ!木曽、ファンが仲間が持つ応援幕も、全国を駆け巡ります。

選手がバックスタンドの声援に応えた後、堀川監督らもスタンドに挨拶に来てくれます。
ノーサイド後のスタジアムは喜びと悔しさが交錯するところ、次だ!と顔あげる三菱の選手たち、また戦いましょう。


記者会見
三菱重工相模原
ヤマハさんに好きなようにやられてしまい、いいゲームを期待して応援していただいた皆様や、足を運んでくれたファンの方々に、ラグビーの醍醐味をお見せできたかといえば、そうではなく、残念であり、大変申し訳ないと思っています。力の差というか、ゲームにあたって、チーム・選手の力を引き出せなかったこと、監督としての責任を感じています。前半、相手が風上の影響もありましたが、ゴール前で絶対に粘ろうと。結果、あせりもあったし、無理をしすぎ、基本プレーをできなかったことが、大量トライにつながった原因でもあると思います。ただ、選手たちは、最後までトライを奪いにいく、という姿勢で本当によく戦ってくれました。とにかく、1戦、1戦をやるだけ。ダイナボアーズのラグビーをやりたいし、お見せしたいと思います」

佐藤キャプテン
「これまでの試合も、自分たちは全力で戦ってきました。結果が出ず、勝利に結びついていないことで、今、チームが自信を失いかけています。そういう中で、キャプテンとしてゲームコントロールをすることができず、責任を感じています。ただ、このトップリーグの舞台へ来たということは、僕達チームの力。これは、まぎれもない事実です。この先、3試合ありますので、もう一度自信を持って、ラグビーを楽しみ、ファンの期待に応えたいです。今日は、ありがとうございました」

記者会見
ヤマハジュビロ
「今日の試合も、多くのファンから熱い声援をいただいたこと。そして、トップリーグも終盤にきている中で、素晴らしい芝の上で試合が開催されたことを、本当に感謝しています。先週の敗戦を経て、ブレイクダウン、特にディフェンスの接点でファイトしようと、この試合に臨みました。それをひとりひとりが理解したこと、そこが相手をシャットアウトした結果に結びついたと思います。アタックも、パターンをもう一度認識し、取るべきところでしっかりと取れ、自信に繋がる試合でした。今日は、今日。次は次。三洋さんが現在首位だからと、ネガティブにならず、体を80分間張り続け、チャレンジします」

木曽キャプテン
「寒い中、いろいろなところからスタジアムへ応援にかけつけていただき、ファン・サポーターの皆様には本当に感謝しています。前半は、思ったとおり以上に、よくできた内容でしたが、後半は、ミスが続き、思ったとおりにいかない場面での対処法や切り替えを、まだまだ修正していかなければいけない、と思いました。その中で、相手を0点に押さえたことは、評価できることだと思います。
残り3試合、ひとつひとつを戦っていきますが、まず目の前の三洋戦へ向け、準備していきます。今日も、本当にありがとうございました」

5年目のトップリーグで、最多トライ、最多得点、最多得失点差の新記録を打ち立てたヤマハジュビロ。数多くのトライや、地元選手の活躍に、ファンも嬉しい1日となりました。今日の結果は今日。次がある限り、止まることなく走り続けます。次節は、1月20日、太田にて三洋電機ワイルドナイツと対戦します。三洋のホームをサックスブルーに染め、みんなで熱い声援を送りましょう!。

取材・文:清水(トラジュビ編集部)
スポナビセレクトブログ、グラウンドから愛をこめてでも活躍中)

取材・カメラ・編集:イチロー

残り三戦、トップを目指す!