H19.11.3 トップリーグ第2節vsNECグリーンロケッツ(愛知瑞穂球技場)

第2節は、瑞穂ラグビー場でNECグリーンロケッツと対戦。雨の中でおこなわれた第1節とうって変わり、爽やかなサッックスブルーの空が広がり、トップリーグ、両チームの旗が風になびきます

今年のトップリーグは「FOR ALL」。ボールボーイも、キックティ係も、
お揃いのTシャツで準備万端
いざ、戦いのグラウンドへ

ロッカールームから出てくる選手の顔は、開幕節の勝利を自信に変えた頼もしい姿。中でも、徐選手は、愛知県出身。地元の声援を受け、気合い十分。ゲームキャプテン久保選手は、この試合で公式戦98キャップ。デーリック・トーマス選手、ジェフリー・マカ選手も気合い十分

澤田選手を応援するゲートフラッグが、瑞穂の空へ誇らしげに掲げられます
組まれた円陣から、気迫溢れる声。回復した天候、今日はヤマハらしいラグビーで勝つ。強い気持ちでキックオフを迎えます
NECのキックオフで始まった前半。先制トライはNEC。ゴールキックも
決まり、NECが先制します。ヤマハジュビロ0−7NEC
激しい接点の攻防。両チームがひたむきにボールへ絡みます

ファーストジャージを手にした選手達


先発メンバーが公式発表されるのは、試合の48時間前。土曜が試合の場合、木曜日に大久保グラウンドでジャージ渡し(通称:ゼッコーチョー)がおこなわれます。
名前を呼ばれ、受け取ったジャージと共に決意を、そして「ゼッコーチョー」と叫ぶ選手達は、チームのプライド・自分のプライドをかけ、グラウンドでプレーします。

大西選手、久保選手。本間選手、三角選手。同じポジションを争う仲間の分までと、選ばれた責任を胸に、責任を果たすべく、ひたむきなプレーが続きます



フレッシュな力

「できることをやるだけです」と、相手のキックへ猛然とプレッシャーをかける徐選手をはじめ、今シーズンは、フレッシュな力がチームへ新しい風を吹き込みました。

2年目で先発へ定着を狙うHOの加藤選手、松下選手、ジェフリー・マカ選手が先発メンバー。6年目の辻井選手は、昨シーズンの東芝戦以来のスタメン。厚い選手層の中で、激しいポジション争いが繰り広げられます

それを支えるのは、ベテラン・中堅選手の経験と技。8人の力をまとめ、グッと押しこむスクラム。低い姿勢で加速して抜け出す佐藤選手。大田尾選手のパスが攻撃の起点となり、ジェフリー・マカ選手がゲインラインを突破。アグレッシブな攻撃が続きます


前半、NECが2本目のトライ

14分、ヤマハジュビロのパスを、ヤコ選手がインターセプト。そのまま走りきりトライ。安藤選手のゴールキックが成功してヤマハジュビロ0−14NEC。

失点直後「ヤマハ、まだこれから!」とピッチから聞こえる声。バックスタンドからは「ジュビーロヤマハ!」のコールで、選手の背中を押し続けます。

セットプレーからチャンスを掴め!


マイボールのセットプレーは、トライに繋がる攻撃の起点。敵陣のマイボールラインアウトや、マイボールスクラムからチャンスを広げます。

ボールハンター、石神選手の鋭い視線、懸命なプレーでヤマハジュビロを支える山村選手。掴んだチャンスを離さず、トライへ繋げる。強い気持ちを持つメンバーが、しなやかなキックで敵陣へ蹴り込む松下選手のキックを見つめます


ヤマハを支える力


密集戦へ素早く突き刺さり、マイボールをキープ、相手ボールへターンオーバーにいく。激しい運動量を要求される、久保選手、本間選手、石神選手

瑞穂の空へ、吸いこまれるかのように舞いあがるラインアウト。空中戦もラグビーの華です



がっちりと組み合ったモールへ、スタンドから「おいっしょ、おいっしょ」と送られる声援。好調なハーフ団の中で、背番号9を背負いプレーする佐藤選手。持ち前の激しいディフェン、鋭いサイドアタックは、今年も楽しみです


FWのプライド

FWの意地とプライドがぶつかる、スクラム。FW8人の合計体重は約800kg強。両チーム合わせると、1トン以上の重量戦は、ラグビーの華。お互いの譲れない気持ちが、熱くぶつかります。

スクラムで、前を固めるFWのお尻を「バシッ」と叩いて気合いを入れる久保選手。スクラムから出されたボールを一気に前へ運ぶ辻井選手。ワイサキコーチや畑コーチの指導のもと、タックルへ磨きをかけてきた大田尾選手。大西選手の鋭いタックルも相手のゲインをくいとめます



相手に対し、1歩前のディフェンス。強い気持ちを持ったプレーに、スタンドから送られる大きな拍手。敵味方を問わず、ナイスプレーには拍手を。ラグビーに根付く伝統は、これからも大切にしていきたいですね。

前半19分、ヤコ選手のドロップゴールが決まり、ヤマハジュビロ0−17NEC



反撃は大西選手のプレーから


前半22分、NEC陣内で回されたボール、安藤選手のキックを大西選手がブロック。目の前へ転がるボールを追いかけ、走り出します。「ボールよ、止まって!」「頑張れ、大西選手!」と、応援の心で祈った中、インゴールを転々としたボールは勢いが止まり、追いついた大西選手が押さえてトライ!

グラウンディングを確かめるように、ボールを置きながらトライの喜びを爆発!試合の空気を変える、大西選手の気迫溢れるプレーに、スタンドも沸きます


「ワールドカップを見て、大西に決めました」と堀川監督。今シーズン任されたキッカーの責任。プレッシャーを受けながらも、それをチカラに変え、ヤマハジュビロの勝利へ大きく貢献していきます

ヤマハジュビロ5−17NEC



26分、ヤマハジュビロのペナルティから、NECがペナルティゴールを狙い成功。
ヤマハジュビロ5−20NEC



試合前後半の始まり、得点のあと、グラウンド中央から、ドロップキックで、試合が開始、再開。

キャッチし、攻撃に転じたNECへ、激しくタックルへいく、久保選手、石神選手。敵陣で相手ボールを奪えば、一気に大きなチャンスへ変わります


自陣からアタック。佐藤選手が判断よく抜け出すものの、NECがペナルティ。
危険なプレー、繰り返しの反則に対しては、シンビンのイエローカードが提示される場合もあります(10分間の一時退場)

ラインアウトの魅力


ラインアウトで、ボールを投げ入れるスローインは、多くは、HO(フッカー)の選手が担当。監督も期待を寄せる、2年目の加藤選手。今春の海外短期留学の経験を力に、これから先、もっと大きく成長し、伸びてくれることを願い、その背中へ声援を送ります。

最後まであきらめないタックル、これ以上前へは行かせない。強い気持ちで突き刺さる佐藤選手

37分、ヤマハジュビロのペナルティからNECがペナルティゴールを狙い成功。
ヤマハジュビロ5−23NEC

本間選手・辻井選手の輝き


豊富な運動量で、しつこくボールに絡む本間選手。持ち味は、ボールを持って前へでること。「最近は、僕じゃなくてみんながいってくれますので」と、謙遜していますが、本間さん。ファンは、本間選手が前へと突き進む姿を楽しみにしていますよ。

トラジュビレポートへ登場する「応援小熊のあっくん」は、辻井選手の大ファン。いつも「頑張れ」と声援を送っています。そのあっくんも楽しみにしていた14番の活躍。始まった今シーズンも、変わらぬ声援を送ります



前半終了間際の猛攻


試合レポートの写真は、ほとんどがゴール裏からの撮影。相手の背中しか見ることができない、低く押し込むスクラム。目には見えない、ぶつかりあった瞬間に出る、両チームFWの火花。熱き心で組むスクラムは、ラグビーの心!

チームを支えるセットプレー。加藤選手からボールが投げ入れられます


駆け引きのラインアウト。マイボールキープから繋がるパス。大田尾選手の手から攻撃が展開

あきらめないプレー、ひたむきなプレーでチームを支える大西選手。
前への気持ちがこもった徐選手。高いレベルでプレーしたい、強く願った心は、ヤマハジュビロの糸を手繰り寄せました

メンタルで、そしてプレーでチームを統率する大田尾選手。最後まであきらめないプレーは辻井選手。敵陣へ転がるキックをひたむきに追いかけます


何とか先に追いついたNECがボールを持ってタッチへ。素早いスタートで、最後までトライを狙うヤマハジュビロ

40分を告げるフォーンが鳴り、前半終了。今年からタイムキーパー制が導入されたトップリーグ。フォーンは試合時間40分経過の合図です。

ヤマハジュビロ5−23NECで折り返します



スタンドで見守る仲間の姿


ピッチへ出てくる選手達へ「頑張れ、お前らならできる」と、スタンドから力強いエール。バスでいける範囲の試合は、ほとんどの選手が応援に向かいます。ピッチで戦う仲間を、スタンドから熱い声援で後押し。チーム一丸となり、勝利へ向け戦います。

右上の写真は、第2試合の三菱重工相模原DBで活躍をする中村優一郎選手。ラグビーで繋がる友情は一生続くもの。ヤマハのメ
ンバーと笑顔で挨拶を交わします

後半に続きます
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