H20.2.2 トップリーグ第13節vs東芝ブレーブルーパス(ヤマハスタジアム)

07−08シーズンのジャパントップリーグも最終節をむかえ、第13節の東芝ブレイブルーパス戦がはじまります。
ホームゲームの最終戦とあって、地元をはじめ多くのラグビーファンが足を運び、両チームへ熱い声援を送りました。


バックスタンドの最前列に子供達の笑顔。多くの普及活動を通して、磐田にも少しずつラグビーが根付きはじめたのでしょうか。シーズンを通し、トラジュビも地元の皆様やたくさんの笑顔に元気をいただいています。

青いアフロと共に、バックスタンドの応援団も走り続けます。



キックオフ前のバイクセレモニーには、トライアルライダーとして活躍中、2007年国際A級チャンピオンの成田匠選手(写真左)と、2007年国際A級スーパークラス3位の成績を挙げた若手ライダーの野崎史孝選手(写真右)が登場。華麗な技に大きな拍手が送られました。


ふたりのライダーからボールを受け取るのは、ヤマハラグビースクール中学の部で活躍するふたりのスクール生。ボールをセットしゴールポストをめがけてキック!


大役を無事終了し、ホッとひと安心。ジュビロくんと肩を組んでピッチをあとにします。

笑顔で手を振っていただいたのは、ヤマハスタジアムで開催されるラグビーの試合で場内アナウンスを担当されている、ずみえもんこと高橋正純さん。K−MIXでもお馴染みの声です


ノンメンバー達のエールを受けロッカールームから出てくる、サックスブルーのジャージを着た22人の選手。その姿を見たスタンドのファンからも、両チームへ向けて大声援が送られます。


選手達がピッチへ飛び出していきます。それぞれのチームカラー、ヤマハジュビロの青と、東芝の赤の2色に染められたバックスタンド、そしてスタジアムが熱い声援に包まれます。


ボールボーイはヤマハラグビースクール生、応援団も気合十分です。


ヤマハジュビロのキックオフで始まった前半、選手達の激しいプレーに共感するかのよう、スタジアム全体から熱いヤマハコール、東芝コールが沸き起こります。

春から成長を続け、その力をグラウンドで思う存分出しきるスクラム。スタンドから見つめる青い波が、一歩でも前へと、フォワードの背中へ力を送ります。

東芝の冨岡選手、激しいプレーで東芝を支えます。

スタンドオフのポジションで、ゲームコントロールの役割をこなす大西選手。

空中の華ともいわれるラインアウト。セットプレーの安定が次の攻撃へと繋がります。
力強い突破で多くのファンを惹きつけるデーリック・トーマス選手。「カッコイイ!」、そう感じた方もたくさんいらっしゃるのでは。トラジュビも、新入団会見からハリウッドスターのように素敵と、成長を見守ってきました。

「前へ出ます」、そう宣言した大西選手のパス、成長著しい松下選手がそのパスを受け、さらに前へと走り続けます。


密集へ素早くサポートに走り、活きたボールをバックスへ繋ぎます。

ワールドカップで負傷、終了後に手術、そしてリハビリを経てチームに合流した矢富選手。初の9番を背負いヤマハスタジアムの芝の上で輝くプレーを披露します。

今シーズン、ロックへコンバートの澤田選手。「体を張ります」、偽りの無い言葉に込められた強い気持ち。シーズンを通し活躍を続ける姿に、ファンは熱い声援を送ります。



試合は東芝が先制。しかしヤマハジュビロもすぐさま反撃。11分、東芝のペナルティから大西選手がペナルティゴールを狙いますが惜しくも外れ、得点にならず。

キャプテンとしてチームの先頭に立ち走り続ける木曽選手。
矢富選手の突破からチャンスを作ります。

「東芝に負けて終わった昨シーズン。男なら同じ失敗を2度はしない」。強い眼差しと強い心を持つ大西選手のパスから、ヤマハのリレントレスラグビーが展開されます。

「自分の仕事をやるだけです」と、シーズンを通し言い続けた久保選手。先発、リザーブを含め全13試合をグラウンドで過ごす中、トライこそありませんが、存在の大きさを改めて感じました。

容赦ないタックルの嵐。こぼれたボールへ素早く反応。切れない気持ちがボールを繋ぎ続けます。

マイボールのスクラム。スクラムの醍醐味のひとつに、ぶつかりあう選手同士の駆け引きがあると思います。ボールが無くても気持ちは絶対に負けない。相手から押されないだけではなく、それ以上に押し切る。フォワードの胸にあるお互いのプライドをかけ、スクラムから激しい火花が上がります。

出ることが叶わなかったメンバーが自分を応援してくれている。多くの人の想いを感じながら、ボールを捌き攻撃に繋ぐ矢富選手。


モールを押し込む選手達の背中へ「ヤマハ!ヤマハ!ヤマハ!」と、スタンドからパワーが送られます。
ピッチ上には皆さんから送っていただく声、そして心の声は確実に届いています。その声に、チームだけではなく、トラジュビ取材班も何度となく力をいただいています。


サントリー戦で初の3番を受け取った時に流した涙、その試合後に見せた悔しい表情。そして、東芝戦前々日、大久保グラウンドには受け取った1番のジャージを胸に「絶対勝ちます」と、叫ぶ伊藤選手の姿がありました。


セットプレーの安定と言われ続けたフォワード。目の前にある壁を乗り越え大きく成長した姿が、これからのヤマハジュビロを支える力となります。


木曽選手、山村選手は共に日本代表としてワールドカップへ出場。休む間もなくチームに合流し、ここまで走り続けてきました。
青い塊が東芝陣内を少しずつ前へ進む、その背中に「ヤマハ、ヤマハ」と、やむことの無い声援が送られます。ゴール前へ近づくにつれ声援はさらに熱を帯び、握り締めた手にグッと力が込められます。


「熱を感じさせる試合をお見せしたい」。堀川監督の言葉通り、気持ちがこもった熱い試合は、あっという間に時間が過ぎます。攻撃のリズムを作るヤマハジュビロは、東芝の赤い壁を突き破り一気にゴール前へ。パスを受けたグランタ選手が、ディフェンスを振りほどき、ゴールラインへ突き進みます。


ヤマハジュビロのトライ!。グランタ選手のもとに、メンバーが駆け寄り嬉しさを爆発させます。

難しい角度のゴールキックも、大西選手なら大丈夫。信じる心がひとつになった瞬間、楕円のボールはゴールポストの間をキレイに通り抜けていきます。
大西選手のゴールキック成功。ヤマハジュビロ7−5東芝。

激しさと熱を感じる両チームのプレーに「ヤマハ、まだまだいけるぞ」「東芝、頑張れ」の声援。それぞれの想いを込めて送る声援が、スタジアムの空気を熱くさせ熱狂スタジアムへと変えていきます。
ヤマハトライの5分後に東芝がトライ。その後も2本トライを挙げ、前半だけで東芝が4トライのボーナスポイントを獲得。
残念ながらこの時点でヤマハがマイクロソフトカップへ出場することは無くなりました。
それでも、勝利を願うスタンドからは、最後までヤマハのラグビーで走り続けて欲しいと、切れること無くヤマハコールが響き渡ります。
後半に続きます
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