H20.2.2 トップリーグ第13節vs東芝ブレーブルーパス(ヤマハスタジアム)

今シーズンは、ヤマハスタジアムで4試合開催され、多くの方に足を運んでいただきました。
ヤマハスタジアムは、球技専用と観戦しやすいスタジアムであること、またラグビー以外でも、例えばフードコートやイベント等で一日楽しんでいただけることができます。スタジアムに設置されているネスレビジョンには、セレモニーやトライシーン、勝利チームインタビューの様子が映し出されます。

今年は、ネスレビジョンのプレー時間表示も、タイムキーパー制に合わせ動いていたこと、皆さん、お気づきに
なりましたか?

ハーフタイム、今年で引退を表明した村田選手も含めリザーブの選手達が、入念にアップを続けます。


バックスタンドに掲げられた「遠州大名行列」というのぼりと幕を発見。毎年春におこなわれる「いわた大祭り」へ参加しているヤマハラグビー部。その見付地区の皆様が応援に駆けつけてくれました。

応援の心も、後半のキックオフに向け気合いが入ります。

後半は、東芝ボールでキックオフ。ヤマハジュビロはリザーブの大田尾選手がピッチに登場。

後半開始早々、連続攻撃を仕掛ける東芝からボールを奪い、ヤマハが一気に前へ出ます。
矢富選手がボールを素早く展開、パスを受けた松下選手がバックスタンドから声援を送るファンの前を瞬く間に駆け抜けていきます。


タックルを受けながらも、ボールを掴んだ右手をゴールラインへ伸ばす松下選手。そのままインゴール右隅へ飛び込みトライ!。


個人タイトルに縁が少なかった大西選手。今シーズンは、ヤマハジュビロのキッカーを任され、ここまで得点を積み上げてきました。その道が得点王、そしてベストキッカーの道へと繋がります。

大西選手のゴールキック成功、ヤマハジュビロ14−26東芝。

スタジアムに響き渡る「ヤマハコール」。これぞ、ホームゲームの力を感じる瞬間です。


前へ出るグランタ選手。試合前、「自分自身が勝負して結果を出したい」と話していた矢富選手も、積極的に攻撃を仕掛けます。


矢富選手と佐藤選手。この先のヤマハ、そしてジャパンを支えていくであろう二人のスクラムハーフ。
岡選手を含めた三人に、引退を表明した村田選手の魂は引き継がれていきます。

「みんなが気持ちよくプレーできるようなゲームコントロールを心がけたい」。自ら仕掛け前へ出る大西選手。その背中を、ファンの熱い声援が後押しします。

「出場できないメンバーの分までやる」と、力強く宣言した三角選手。今シーズン、大きく成長した選手のひとりです。

東芝の赤い壁を突き破る、ヤマハジュビロの攻撃。後ろを振り返ることなく前へ、前へ。進む先に見えるであろう、白いゴールラインへ向け、止まることなく突き進みます。

キックに磨きをかけて臨んだ今シーズンの大田尾選手。得意のパスから繰り広げられる攻撃が、ヤマハジュビロのトライへ向けた起点となります。

東芝のディフェンスを切り裂くグランタ選手の突破。スクラムの最前列を支える仲谷選手、加藤選手。

この試合の来場者数が「5718人」と発表。ご来場いただいた皆様の心に、ラグビーという種が蒔かれたはず。心の種に水をやりながらラグビーの芽が少しずつ育って欲しい、トラジュビは、そう願っています。
タックルは気持ちの部分が大きい。だから、大西選手のタックルは私達の心に響くはず。
ボールキャリーとして力強く前へ進むグランタ選手。
前へ、止まることなく走り続ける久保選手。

スタメンを外れたことで、初心に戻ることができよかった。前々日の練習で言葉を繋いだ大田尾選手が前へ出た瞬間、ヤマハジュビロのリズムがグッと上昇カーブを描きます。


東芝がペナルティゴールを決め14−29となった6分後、センター付近のスクラムから、ヤマハジュビロが連続攻撃。最後は、松下選手が右隅に飛び込みトライ!。

今シーズンはレギュラー争いに食い込み、リザーブからの出場を含め13試合に登場し活躍。
ひたむきなプレーと共に成長していく姿。ファンも大きな期待を込め声援を送ります。


トライ後、ハーフウェイライン付近で組まれる円陣から「全て出しきるんだ」と激しい声。ホーム最終戦、
今シーズンヤマハジュビロの成長してきた姿が、集まったファンの目にしっかりと映し出されます。

東芝へ激しいプレッシャーをかけるフォワード。

21−29のスコアから、東芝がトライを1本挙げ21−36。その直後、村田選手がピッチへ登場。
スタジアムの全てが、引退を表明している村田選手の勇姿をこの目に焼き付けようと大歓声を送ります。


体を張る、全力を尽くす。木曽選手、澤田選手のアグレッシブなプレーが、今シーズンもヤマハのフォワードを支えてきたことに間違いはありません。

東芝のキックへプレッシャーをかける村田選手。

スクラム脇に立つ、サックスブルーのジャージを着た村田選手。チームのために与えられた仕事をやる。
いつも変わらぬ姿勢に、ファンは何度も勇気をいただいてきました。
フィジカルの差を思い知った昨シーズンの敗戦から1年。春から鍛えたフィジカルを持つヤマハの青い壁が東芝の前に立ちはだかります。
「ヤマハ、ヤマハ」、響く声がスタジアムを包み込みます。それに負けるもんかと「東芝、東芝」の声援。

ここヤマハスタジアムは、両チームをそしてラグビーを愛する心がたくさん散りばめられた、本当に素敵な空間です。

村田選手から大西選手へ繋がれる心。


チーム一丸となって前へ。明日のヤマハに向かい前へ、前へと走り続けます。

体調は絶好調と話す村田選手、ひたむきにボールを追い続けます。
多くの視線が村田選手のプレーへ注がれます。

終了間際、東芝がペナルティゴールを決め、ヤマハジュビロ21−39東芝。そしてノーサイド。


トップリーグ2007−8の全13試合が終わりました。
一つ一つの試合を戦い、修正しあい、共に前を向いて進んだトップリーグ、選手同士が確かめるように握手をし、共に健闘を讃えあいます。


さあ行こう!スタンドで応援する仲間のもとへ、どの試合どの会場でも応援した応援の声は今年も大きな大きな応援の輪となって広がってきました。


試合をつくるのは選手、チームだけでなくスタンドで応援する応援の一人一人が共に戦うのがヤマハです。
それぞれの思いを尽くし、今シーズンも戦った、そして来シーズンのトップリーグに大きな期待をもって心つないで行くのです。


この後引退セレモニーを迎える村田亙選手にバックスタンドの応援団から花束が渡されます。
試合後、いつも応援団へその手のリストバンドを渡して心をつなぎあってきた大選手への花束は応援の心です。


長く長く高く高く続く応援の声を受け、仲間とともに村田選手がトップリーグ最後の試合のピッチを行きます。


ヤマハの戦いの歴史は続く、トライトライジュビロは、挑め挑めの心の象徴です。
試合毎に強くなった心は選手たち私たちの心を結び、次のシーズンに向けて深めていきます。
ありがとう選手たち、ありがとうスタッフの皆さん、隣あう応援仲間と強く強く握手をし、ヤマハスタジアムで迎えた最終節が終わります。

試合後会見

東芝ブレイブルーパス:廣瀬俊朗主将

「まず、ヤマハスタジアムという素晴らしい環境で試合ができたことに感謝しています。ラグビーのやりがいがあり、相手チームに不足はなかったです。東芝としては、4トライを取ってしっかり勝つことが大前提でしたので、前半のうちに4トライを取ってリードし、後半もできるだけスコアを重ねることができ、満足しています。そして2試合負けた中でも今日、応援に来ていただいたファンの方には、本当に感謝しています。これ、一番に伝えたいことです。ありがとうございました」

東芝ブレイブルーパス:瀬川智広監督

「ヤマハのファン、東京からも東芝ファンと、たくさんのラグビーファンが来て応援していただいたこと、その中でラグビーをすることができ、大変嬉しく思い感謝しています。僕達は、マイクロソフトカップに進出すること、これだけを目標にしてこの試合へ臨みました。廣瀬が言ったように、勝ち点5を取ることを優先にゲームプランを練りました。そういった意味で、結果は、嬉しく思っています」

試合後会見

ヤマハ発動機ジュビロ:木曽一主将

「まず、結果的に今シーズンの最終ゲームになってしまい、今日スタジアムへ来ていただいたファンの方々に申し訳ないという思いと、この場をお借りしまして、一年間応援してくださったサポーターの方々、選手を支えてくれた家族の皆様、そしてチーム運営に関わったスタッフの皆様にお礼を言いたいと思います。一年間、ありがとうございました。

ゲーム内容に関して、東芝と対戦することはまずフィジカルで負けないことでした。前半、少し受けた部分もあり先手先手といかれましたが、後半は自分達のラグビーが、ある程度できたかなと思います。ただ、今年のトップ4との差がいくつか出てしまったかな、という部分がありました。そこは、来年に向けていい宿題をいただいたと思いますので、また明日から身を引き締めやっていきたいです。ありがとうございました」

ヤマハ発動機ジュビロ:堀川隆延監督

「まず、一年間ヤマハ発動機ジュビロに対し熱い声援を送っていただいた、ヤマハファンや会社の方々、選手、スタッフ、組織をサポートしていただいた皆様に感謝しています。また、苦しい状況の中、キャプテンの木曽がしっかりとしたリーダーシップを取り、チームをまとめてくれました。結果的に、厳しい状況ではありますが、チームが大きく成長した部分はたくさんあります。

村田亙選手引退セレモニーへ